安全である可能性が高い牌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 15:06 UTC 版)
「安全牌・危険牌」の記事における「安全である可能性が高い牌」の解説
以下にあげるものは、テンパイ者が両面待ちであることを前提として推測されるものである。よって、カンチャン待ちなどに対して放銃する恐れもあるので注意されたい。 スジ牌 現物牌につながる搭子の両面待ちはフリテンとなるため、その牌の左右に2間飛ばした牌は通りやすいと考えられる。 たとえば、を捨てている者に対するとのような牌。 ただし、これを逆用してスジ牌をカンチャンなどで待つ戦術(スジ引っ掛け)もあるため、これ単独では安全牌の予測法としての信頼度はやや低めである。 ノーチャンス牌 自分から見える牌、すなわち、自分の手持ちの牌、全員の捨て牌、全員の副露牌、ドラ表示牌の中に、同じものが4枚ある場合、その牌を壁(カベ)といい、これを使用した搭子は誰も持っていないということを利用した予測法。 たとえば、自分からが4枚見えているとする。この場合、他家がの搭子で待っていることはありえないためは安全であると予想できる同様に、、もありえないため、も安全と予想できる。(ただしに関してはの搭子による待ちがありえるため安全とは言えない) 切れている字牌 字牌は順子にならず「両面待ちであるかそれ以外の変則待ちであるか」と言う読みをする必要が無く、いくらか簡単である。 河と自分の手牌(とドラ表示牌)で4枚とも見えている字牌は聴牌者が持っていることはありえないため、国士無双以外にあたる可能性はなく、かなり安全と言える。もちろん么九牌がほとんど捨てられていないなど、国士無双狙いの可能性がある場合は注意が必要であるが、聴牌者が既に副露しているなど、国士無双の可能性が否定される状況では確実な安牌となる。 河と自分の手牌で3枚見えている字牌は4枚見えている場合ほどではないものの、比較的安全と考えられる。聴牌者がその字牌を持っているとしても1枚だけであり、必ず単騎待ちになる。単騎待ちであるか否かを見破るのは至難なので「安牌だ」と確定して捨てるのは難しいが、単騎待ちでも絡められる役はあまり多くは無いので、時には「もし当たっても失点は少ないだろう、高い手に振り込むよりは遥かにいい」として切る事も出来る。
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