姉羽鶴とは? わかりやすく解説

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あねは‐づる【姉羽鶴】

読み方:あねはづる

ツル科全長95センチ全身淡青灰色で、のどと首の前部は黒い。ユーラシア大陸中央部繁殖し、冬にインドなどへ渡る。日本では迷鳥


姉羽鶴

読み方:アネハズル(anehazuru)

ツル科

学名 Anthropoides virgo


姉羽鶴

読み方:アネハズル(anehazuru)

小型淡青灰色。嘴は緑黄色で足は黒い

季節

分類 動物


アネハヅル

(姉羽鶴 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/21 04:07 UTC 版)

アネハヅル

保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: ツル目 Gruiformes
: ツル科 Gruidae
: アネハヅル属 Anthropoides
: アネハヅル A. virgo
学名
Anthropoide virgo
(Linnaeus, 1758)
英名
Demoiselle Crane
Grus virgo

アネハヅル(姉羽鶴、学名:Anthropoides virgo)は、ツル目ツル科アネハヅル属に分類される鳥類の一種。

現在確認されている鳥類の中では特に高々度、5000から8000メートルもの高さを飛ぶ鳥として知られており、ヒマラヤ山脈も越える渡りをする。

形態

全長約90cmと、ツル科の中で小さい。

生態

平地から山地の平坦な草原地域に生息する。天敵はイヌワシ

分布

チベット高原など旧北区温帯域で繁殖し、インド亜大陸や北東アフリカ中東などで越冬する。日本には稀に迷鳥として渡来する。2007年6月、青森県としては33年ぶりに渡来した[2]。江戸時代にも捕獲され、将軍へ献上された記録があり、絵図が描かれている[3]

薬効

アネハヅルの脂肪を精油したものを蓑羽鶴油(サイウカクユ)と呼ぶ。秋に捕獲し、脂を採取する。皮膚のひび割れ、手の痺れ、肌荒れに用いる[4]

脚注

  1. ^ BirdLife International (2008). "Grus virgo". IUCN Red List of Threatened Species. Version 2008. International Union for Conservation of Nature. 2008年12月3日閲覧
  2. ^ アネハヅル、33年ぶりに本県飛来 - 東奥日報 2007年6月27日(2007年7月3日時点のアーカイブ
  3. ^ 江戸時代の博物誌 > 第3章 珍禽奇獣異魚 | 描かれた動物・植物”. 国立国会図書館. 2013年1月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年12月3日閲覧。
  4. ^ 森井 啓二『ホメオパシー マテリアメディカ大全1(Abel-Agar)』エンタプライズ、2008年7月27日、291頁。ISBN 978-4-87291-188-6 

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