好酸球性多発血管炎性肉芽腫症
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好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(こうさんきゅうせい・たはつけっかんえんせい・にくげしゅしょう、英語: Eosinophilic granulomatosis with polyangiitis; EGPA)は全身の動脈に炎症が生じる病気である。血管炎の分類を定めるチャペルヒル・コンセンサス会議の2012年改訂によって、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症 (Eosinophilic granulomatosis with polyangiitis; EGPA) を正式名称とすることが決まった[1]。
- ^ 高橋啓 「CHCC2012」の概要と改訂のポイント,2015年12月確認
- ^ Noth I, Strek ME, Leff AR. (2003). “Churg-Strauss syndrome”. Lancet 361: 587-594. doi:10.1016/S0140-6736(03)12518-4. PMID 12598156.
- ^ 難病情報センター「好酸球性多発血管炎性肉芽腫症」,2015年
- ^ 厚生労働省 平成27年1月1日施行の指定難病(新規)
- ^ 南山堂医学大辞典 第12版 ISBN 978-4525010294
- 1 好酸球性多発血管炎性肉芽腫症とは
- 2 好酸球性多発血管炎性肉芽腫症の概要
- 3 関連項目
好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(チャーグストラウス症候群)
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「気管支喘息」の記事における「好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(チャーグストラウス症候群)」の解説
気管支喘息患者の5,000人に1人程度に発症すると報告される。病気の本体は全身の小動脈〜細動脈の炎症(血管炎)であり、発熱、手足のしびれ(末梢神経炎)、筋肉痛、関節痛など多彩な症状を呈する。一過性の肺浸潤影が認められることもある。ロイコトリエン拮抗薬との関連が指摘されているが、否定的な報告もある。
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