たいりゅうじ 【太竜寺】
太龍寺
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太龍寺(たいりゅうじ)は、徳島県阿南市加茂町にある高野山真言宗の寺院。舎心山(しゃしんざん)、常住院(じょうじゅういん)と号す。本尊は虚空蔵菩薩。四国八十八箇所の第二十一番札所、阿波秩父観音霊場の第10番札所。
注釈
- ^ 舎心ヶ嶽、南舎心ヶ嶽から
- ^ 太竜寺山は双耳峰でもう一方の補陀落山(618 m)の方が高い
- ^ 当寺から、いわや道を約3 km平等寺方向へ行ったところにあった洞窟で、空海が修行をしたと云われ、澄禅の日記(1653年巡拝)にも記されていて、戦後間もないころセメント工場に手放して失っている。[1]
- ^ 貞享元年(1684年)に当寺に建立された三重塔を興願寺(四国中央市)に移築し、その後の平成16年には愛媛県指定有形文化財になっている。
- ^ 那賀郡鷲敷町(現・那賀町)側から太龍寺ロープウェイで結ばれて一層那賀町との関係が深くなったが、太龍寺の電話番号は以前から那賀町側の丹生谷MA(旧丹生谷電報電話局)の電話番号であった。さらに以前の非自動電話時代は「鷲敷21番」という、札所番号にちなんだ電話番号だった。現在の電話番号の下2桁も21である。
- ^ 那賀川を水井橋で渡り杉井集落の遍路道の始まるところにある看板による。
- ^ それに続く山中からあと約2 kmで阿瀬比町の民家集落の中にあるあせび観音堂に下りて来るがその区間は無指定
- ^ 手前かも道、右太龍寺道、左車道、正面は寺への参道
- ^ 『四国遍礼名所図会』の一巻の3月21日に「此舎心 八大童子 女人禁制」とある。
出典
- ^ 五来重『霊場巡礼』 3 (四国遍路の寺 下)、角川書店、1996年4月15日、135頁。 NCID BB00934660。
- ^ 「県内に大きな爪痕 台風6号、各地で道路・建物損壊」『徳島新聞』、2011年7月20日。2023年6月14日閲覧。オリジナルの2011年6月27日時点におけるアーカイブ。
- ^ 『四国遍礼名所図会』1800年出版より
- ^ a b c d e f 阿波遍路道 - 文化遺産オンライン(文化庁)
- ^ a b c d e f 阿波遍路道 - 国指定文化財等データベース(文化庁)
- ^ a b “「阿波遍路道」の国指定史跡指定について” (PDF). 徳島県 (2010年8月). 2023年8月6日閲覧。
- ^ a b “国史跡「阿波遍路道 鶴林寺道 太龍寺いわや道」の追加指定について”. 徳島県 (2013年7月10日). 2023年8月6日閲覧。
- ^ 太龍寺本堂 - 文化遺産オンライン(文化庁)
- ^ 太龍寺大師堂 - 文化遺産オンライン(文化庁)
- ^ 太龍寺御影堂 - 文化遺産オンライン(文化庁)
- ^ 太龍寺護摩堂 - 文化遺産オンライン(文化庁)
- ^ 太龍寺多宝塔 - 文化遺産オンライン(文化庁)
- ^ 太龍寺六角経蔵 - 文化遺産オンライン(文化庁)
- ^ 太龍寺本坊 - 文化遺産オンライン(文化庁)
- ^ 太龍寺仁王門 - 文化遺産オンライン(文化庁)
- ^ 太龍寺鐘楼門 - 文化遺産オンライン(文化庁)
- ^ “国・県指定文化財一覧” (PDF). 徳島県. p. 2 1. 2023年6月14日閲覧。
- ^ 川崎一洋『四国「弘法大師の霊跡」巡り』セルバ出版、2012年12月18日、70頁。ISBN 9784863670792。
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