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だいかんわ‐じてん【大漢和辞典】

読み方:だいかんわじてん

漢和辞典15巻諸橋轍次著。昭和18年1943)に1巻刊行する空襲により組版消失中絶昭和30年(1955)に復刊1巻発刊以降5年かけて12巻索引1巻刊行収録親字数約5万熟語数約53平成2年1990)に語彙索引平成12年2000)に補巻刊行された。


大漢和辞典

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/17 07:53 UTC 版)

大漢和辭典』(大漢和辞典、だいかんわじてん)は、大修館書店で出版されている漢和辞典の最高峰。鈴木一平の発案で諸橋轍次を代表として編纂された。諸橋大漢和とも称される。完成までに数十年に及ぶ歳月を経ている(鈴木が依頼した1925年から初版刊行の1960年まで35年、諸橋が遺嘱した補巻刊行の2000年まで75年)。


注釈

  1. ^ 完結を記念し、鎌田正(門下生・編者代表)による回顧録『大漢和辞典と我が九十年』(大修館書店、2001年)が刊行。
  2. ^ 例えば「書」(U+066F8)は、大漢和辞典番号 13928 と 14294 に対応する(脚の「日」と「曰」の異なり)。異体字セレクタ17(U+E0100)または異体字セレクタ18(U+E0101)を付加することでそれぞれ表現することができる。

出典

  1. ^ 大漢和辞典記念室 - 大修館書店 漢字文化資料館 (2020年11月閲覧)
  2. ^ 「諸橋大漢和」ついにデジタル化 不可能といわれた辞典プロジェクトが実現 - 朝日新聞社 好書好日 (2018年12月18日 コラム) (2020年11月閲覧)
  3. ^ 橋本行博『「大漢和辞典」編纂資料としての「新撰支那時文辞典」』(花園大学文学部研究紀要)
  4. ^ 詳しい経緯は、原田種成『漢文のすゝめ』-「第二章 諸橋〈大漢和辞典〉編纂秘話」
  5. ^ この間、ガイド本『「大漢和辞典」を読む』(紀田順一郎編、大修館書店、1986年)が刊行。第1部が紀田が、他は12名が執筆している
  6. ^ 大漢和辞典デジタル版 | 大修館書店 創業100周年記念企画(2018年9月閲覧)
  7. ^ Web版「大漢和辞典」をJK Lib追加コンテンツとして公開 - NetAdvance・2021年4月1日
  8. ^ 文字情報基盤 モジラボ - 字辞典UCS対応情報 (2016-08-30版による)
  9. ^ 安岡孝一『ISO/IEC 10646:2017にない日本の漢和辞典の漢字』2018年3月
  10. ^ Unicode コンソーシアム: Ideographic Variation Database - 2017年12月12日版では戸籍統一文字収録の6万字をカバーしている。


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