多治貞岑とは? わかりやすく解説

多治貞岑

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/25 04:02 UTC 版)

多治 貞岑(たじひ の さだみね)は、平安時代初期から前期にかけての貴族。名は貞峯とも記す。氏姓は多治比真人のち丹墀真人、多治真人。中納言多治比広成の曽孫[1]木工頭丹墀貞成の子[2]官位従四位下右中弁


  1. ^ 日本三代実録』貞観8年2月21日条において多治比島の玄孫とし、太田亮『姓氏家系大辞典』では多治比広成の後裔とする。なお、『尊卑分脈』では貞岑を広成の子とするが年代が合わない。
  2. ^ 『新編武蔵風土記』には武蔵国久伊豆神社の社伝として貞成の子に峯成と貞峯の兄弟あり、兄の峯成は私市党の祖となり、弟の貞峯は秩父の丹党の祖となったという。『中村系図』(水戸彰考館蔵)も貞成と貞峰を親子とする。
  3. ^ a b c d 『日本三代実録』貞観16年11月9日条
  4. ^ a b 『日本三代実録』貞観8年2月21日条


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