売り逃げ

デジタル大辞泉

うり‐にげ【売（り）逃げ】

読み方：うりにげ

株式や商品の取引で、買い方が相場の下がらないうちに売りに回ること。相場が天井を打って、下げに転じたときに売ること。売り抜け。

証券用語集

売り逃げ

持株を知られないようにひそかに売って、取引から離脱すること。
商いが活発で、盛り上がりとともに値を上げてきた銘柄などは、ある水準までくると、市場に警戒感が漂い始めます。そんな時に、いち早く利益を確保して、その商いから外れるさまを「売り逃げ」と言います。株式取引などは、安いところで買って、高いところで売るのが理想ですが、売り逃げができた場合は、その理想にほぼかなったかたちと言えるでしょう。同じ意味で「売り抜け」とも言いますが、そうした絶好のタイミングで売った時などは「うまく売り抜けられた」と言い表わします。

商品先物取引用語集

売り逃げ（うりにげ）

買い玉に利が乗って、予想通りの水準にまで相場が上昇した時に、相場が下落しないうちに転売して利益を得ることをいい、「売り抜け」ともいいます。
反意語：買い逃げ

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売り逃げ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/11/03 16:04 UTC 版)

「仕手」の記事における「売り逃げ」の解説

十分に利益が出た所で、かなり早い段階で売り逃げる。この後にも、一般投資家がトレードを続け、誰が「高値つかみ」をしてババを引くか……という「度胸試し」が始まる。安値近辺で空売りを仕掛けた投資家が耐え切れなくなって買い戻し、踏み上げられたタイミングで売り逃げる場合もある。

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「売り逃げ」の例文・使い方・用例・文例

• 適切な時での売り逃げは容易ではない。