基準量とレベル差とは? わかりやすく解説

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基準量とレベル差

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 02:34 UTC 版)

レベル表現」の記事における「基準量とレベル差」の解説

同じ基準量を持つレベル L1 と L2 の差は次の式で求められるL 2 − L 1 = ( logA 2logA o ) − ( log ⁡ A 1 − logA o ) = logA 2log ⁡ A 1 {\displaystyle L_{2}-L_{1}=(\log A_{2}-\log A_{o})-(\log A_{1}-\log A_{o})=\log A_{2}-\log A_{1}} ゆえにレベル差は基準量に依らず一定である。基準量の変更レベルシフトにあたるため、2つレベル同量シフトされても差が変わらない(=基準量に依らない)とも説明できる例えば ( A o , A 1 , A 2 ) = ( 1 , 10 , 1000 ) {\displaystyle (A_{o},A_{1},A_{2})=(1,10,1000)} のとき ( L 1 , L 2 ) = ( 10log 1010 1 [ d B ] , 10log 1010 3 [ d B ] ) = ( 10 [ d B ] , 30 [ d B ] ) {\displaystyle (L_{1},L_{2})=(10*\log _{10}10^{1}[dB],10*\log _{10}10^{3}[dB])=(10[dB],30[dB])} で差は20dBであり、 A o = 10 {\displaystyle A_{o}=10} に変更しても ( L 1 , L 2 ) = ( 10log 10 ⁡ 1 [ d B ] , 10log 1010 2 [ d B ] ) = ( 0 [ d B ] , 20 [ d B ] ) {\displaystyle (L_{1},L_{2})=(10*\log _{10}1[dB],10*\log _{10}10^{2}[dB])=(0[dB],20[dB])} となり差は20dBで一定になっている。 この性質対数の差は商の対数等し性質からも直接求められる基準値基準値で割る計算が商の中に現れる)。

※この「基準量とレベル差」の解説は、「レベル表現」の解説の一部です。
「基準量とレベル差」を含む「レベル表現」の記事については、「レベル表現」の概要を参照ください。

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