国際セリ名簿基準委員会
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国際セリ名簿基準委員会(こくさいセリめいぼきじゅんいいんかい、International Cataloguing Standard Committee、略称:ICSC)とは、競走馬のセリ名簿を作成する際に、競走馬の競走実績を表記するために用いるブラックタイプ(ゴシック文字)の基準を国際的に標準化し、国家間における競走の質の認識に客観的な基準を定義することを目的として、かつて組織されていた委員会である[1]。
注釈
- ^ 中央競馬については2 - 3歳限定戦は2009年から段階開放し、2010年から完全開放された。また国際格付けの基準を満たしていなかった重賞については2009年まで日本国内限定グレード「Jpn(I・II・III)」を使用していた。2009年以後、国際格付け基準を満たしていない重賞競走はグレードなしの「(新設)重賞」扱い(1年目「新設重賞」、2年目以後「重賞」と表記)となっている。地方競馬については2011年から国際競走となった東京大賞典を除く全ての重賞競走(ダートグレード競走を含む)が、外国馬への開放がなされていないか、国際格付けを申請していない(全日本2歳優駿が該当、国際格付けは「L」<出走資格に制限のないリステッド競走>として施行)ためJpnグレードを採用している。なお国際パート1認定後はJpnグレードであっても、原則として上記の国際基準に準じ、最低でも重賞新設当初2年目まではグレードなしの「(新設)重賞」として表記されるようになっている。(日本グレード格付け管理委員会の項参照)
- ^ 2019年まではパートI。
- ^ 1985年から1991年まではパートI。
- ^ 2015年まではパートIII。
- ^ 2021年まではパートIII。
- ^ 2006年まではパートIの南アフリカ統轄の一部。
- ^ 2008年まではパートIII。
- ^ 2021年まではパートIII。
出典
- ^ a b c d “History - International Cataloguing Standards Committee”. International Federation of Horseracing Authorities. 2023年10月4日閲覧。
- ^ a b c “2023 International Cataloguing Standards Book” (PDF). International Federation of Horseracing Authorities. 2023年10月4日閲覧。
- ^ International Cataloguing Standards Book ifhaonline.org、2024年6月3日閲覧
- 1 国際セリ名簿基準委員会とは
- 2 国際セリ名簿基準委員会の概要
- 3 脚注
- 国際セリ名簿基準委員会のページへのリンク