回転準位とは? わかりやすく解説

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回転準位

(回転状態 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/15 09:21 UTC 版)

回転準位(かいてんじゅんい、rotational state)は量子力学において、分子の重心の移動を伴わない回転運動を表す量子状態である。回転準位間の遷移を回転遷移と呼び、多くの場合、気相におけるマイクロ波(特に、テラヘルツ波サブミリ波ミリ波分光法を用いて観測される。


  1. ^ B=h/8π2cI と定義して、回転定数に波数の次元を持たせることも多い(c光の速さ)。
  2. ^ 重心を原点とする座標系。すなわち重心と共に動き、重心が止まって見える座標系。
  3. ^ 二原子分子のときと同様に、A=h/8π2cIA 等と定義して、回転定数に波数の次元を持たせることも多い。
  4. ^ 山内(2001) p.162
  5. ^ アトキンス第8版 pp.470-471
  6. ^ 山内(2001) p164
  7. ^ 大島(2013) p.156
  8. ^ 山内(2001) p.181


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