史大夫とは? わかりやすく解説

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し‐の‐たいふ【史の大夫】

読み方:しのたいふ

大史(だいし)で、特に従五位下叙せられた者。大夫の史。


史 (律令制)

(史大夫 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/30 18:37 UTC 版)

(し)とは、日本律令制において神祇官太政官(弁官局)に設置された大史少史の総称。四等官の4番目である主典(さかん)に相当する。官位相当は神祇官の大史は正八位下、同少史は従八位上であるのに対して、太政官の大史は正六位上、同少史は正七位上とそれよりも高く位置づけられている。定員は神祇官は大少各1名(全2名)、太政官は左右弁官局に大少各2名(全8名)。


  1. ^ 橋本義彦「官務家小槻氏の成立とその性格-下級官僚氏族の典型として-」『書陵部紀要』11、宮内庁書陵部、1959年
  2. ^ 『江家次第』第四除目、『除目申文抄』
  3. ^ a b 曽我[1983: 4]
  4. ^ 「外記史不任四姓源平藤橘」『官職秘抄』
  5. ^ 遠藤[2002: 3]
  6. ^ 天平宝字8年(764年)外従五位下・麻田金生が左大史に任官
  7. ^ 『類聚符宣抄』8
  8. ^ 井上[2012: 208]
  9. ^ 『中右記』康和4年9月11日条
  10. ^ 『中右記』康和5年2月30日条


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