反グローバリゼーション運動との差
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/09 14:10 UTC 版)
「アルテルモンディアリスム」の記事における「反グローバリゼーション運動との差」の解説
日本だけに限らず、英語圏などでもこれらの運動は反グローバリゼーションと混同されることが多いが、「反グローバリゼーション」はグローバリゼーション自体を否定する動きになり、過激なナショナリズムと混同される恐れがある。 そうではなく、グローバリゼーション自体には肯定する立場を取る(たとえばインターネットの普及による国際通信の簡便化など)が、弱者を危害する新自由主義的なグローバリゼーションではなく、弱者を擁護する社会正義に見合ったグローバリゼーションを推進してゆこうという意味を込めて、2001年1月25日に結成された世界社会フォーラムのスローガンである「もう一つの世界は可能だ」(仏Un autre monde est possible, 英Another world is possible)からアルテルモンディアリスム(直訳すれば「もう一つの世界主義」。もともとはル・モンド・ディプロマティーク編集長イグナシオ・ラモネの論評「もうひとつの世界は可能だ」(同誌1998年5月号)から生まれた表現)という単語が作られた。特にフランスのメディアで多用されている。
※この「反グローバリゼーション運動との差」の解説は、「アルテルモンディアリスム」の解説の一部です。
「反グローバリゼーション運動との差」を含む「アルテルモンディアリスム」の記事については、「アルテルモンディアリスム」の概要を参照ください。
- 反グローバリゼーション運動との差のページへのリンク