反グローバリゼーションとは? わかりやすく解説

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反グローバリゼーション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/19 01:40 UTC 版)

(はんグローバリゼーション、: anti-globalization)または反グローバリズム(はんグローバリズム、: anti-globalism)は、グローバリゼーションに反対する主張や運動などを指す呼称。


  1. ^ 中島厚志. “第1章 反グローバリズムについて ―世界経済からの視点―”. 2020年9月21日閲覧。
  2. ^ 田中友義. “反グローバリズム、反統合、高失業、難民・不法移民 EU 政治潮流の右傾化の要因を読み解く”. 季刊 国際貿易と投資 Autumn2002/No.49. 2020年9月21日閲覧。
  3. ^ 警察庁 2010年APECの成功に向けて 反グローバリズムを掲げる過激な勢力の脅威 活動が列挙されている。活動の背景や動機は書かれていない。
  4. ^ 反グローバリズムを掲げる団体による過激な行動北海道洞爺湖サミット開催成功に向けて、警察庁、平成19年12月
  5. ^ 伊藤元重 『はじめての経済学〈上〉』 日本経済新聞出版社〈日経文庫〉、2004年、27頁。
  6. ^ 伊藤元重の新・日本経済「創造的破壊」論 TPP反対論に決定的に欠けている「マクロ」の視点ダイヤモンド・オンライン 2013年9月9日
  7. ^ 『世界を不幸にしたグローバリズムの正体』 p313、また「ル・モンド・ディプロマティーク」編集長イグナシオ・ラモネの2003年5月号巻頭言より。
  8. ^ 三橋貴明の「もう経済記事にはだまされない!」 第103回 自由貿易と経済成長(3/3)Klugクルーク 2011年5月26日
  9. ^ 野口旭 『グローバル経済を学ぶ』 筑摩書房〈ちくま新書〉、2007年、44頁。
  10. ^ 野口旭 『ゼロからわかる経済の基礎』 講談社〈講談社現代新書〉、2002年、204頁。
  11. ^ a b 野口旭 『経済論戦―いまここにある危機の虚像と実像』 日本評論社、2003年、319頁。
  12. ^ 野口旭 『グローバル経済を学ぶ』 筑摩書房〈ちくま新書〉、2007年、42頁。
  13. ^ 中野剛志・柴山桂太 『グローバル恐慌の真相』 127頁。
  14. ^ 中野剛志・柴山桂太 『グローバル恐慌の真相』 127、130-132頁。
  15. ^ 日本経済新聞社編 『経済学の巨人 危機と闘う-達人が読み解く先人の知恵』 日本経済新聞社〈日経ビジネス人文庫〉、2012年、66頁。


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反グローバリゼーション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 21:17 UTC 版)

グローバリゼーション」の記事における「反グローバリゼーション」の解説

グローバリゼーションという言葉は負の現象、たとえば工業農業といった産業世界規模での競争メガコンペティション)、多国籍企業による搾取強化国内産業衰退プレカリアート非正規雇用労働者)の増大という現象を指す場合もある。 1992年以来グローバリゼーションの負の現象を憎む人々は、主要国首脳会議開催地などで反グローバリゼーションを訴えている。こうした動き初め世界中知られるようになったのは、1999年11月30日から12月2日シアトル開かれた第3回世界貿易機関閣僚会議WTO総会)における反対デモである。この時、世界中から押し寄せた反対派会場周辺大規模な抗議行動行った結果会議継続不可能となり、合意成立しなかった。これ以後、反グローバリゼーション派は重要国際会議押しかけては反対行動繰り返すようになった2015年ごろには、「反グローバリゼーション」なかんずくグローバル資本主義への嫌厭」を掲げ党派世界で躍進している。「グローバリゼーション」と「無規制資本主義」の総本山であるアメリカ合衆国で、「社会主義者」を自称するバーニー・サンダースアメリカ大統領予備選指名争い演じ2016年冬 - 初夏)、保護主義掲げドナルド・トランプアメリカ大統領選挙勝利したこと(2016年11月8日)が、その象徴的な出来事である。アメリカ以外でも、ジェレミー・コービンイギリス労働党党首2015年9月就任)やジャン=リュック・メランションフランス)などが、反グローバリゼーションを掲げて躍進している。こうした反グローバリゼーションの動きは、しばしば対立軸としてのナショナリズムの隆盛もたらした。これは、グローバリゼーションによって社会急激な変動不安定化格差の拡大などで被害受けた人々自国文化すがって他の文化敵意を向ける、いわゆる排他的ナショナリズムにもつながっている。 2020年新型コロナウイルスの感染拡大止めることができず、パンデミック至ったことで、世界各国入国制限開始されることとなり、世界経済前提にあったグローバリゼーション破壊されてしまった。このパンデミック契機として世界中でナショナリズム発露し、無制限なグローバリゼーション問題点人類全体意識されるようになった

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「反グローバリゼーション」を含む「グローバリゼーション」の記事については、「グローバリゼーション」の概要を参照ください。

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