原子力保安検査官

新語時事用語辞典

保安検査官

読み方：ほあんけんさかん
別名：原子力保安検査官

保安検査を任務とする役職。特に原子力保安検査官を指す。原子力保安検査官は、資源エネルギー庁の特別の機関である原子力安全・保安院に所属しており、それぞれ原子力関連施設に常駐している。平時は保安検査を、緊急時には中央官庁への連絡などを行う。

（2011年3月17日更新）

原子力防災基礎用語集

原子力保安検査官

1999年９月に発生したJCO臨界事故を教訓として、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律が改正され、原子力事業者が守るべき保安規定の遵守状況調査制度の創設、原子力保安検査官の新たな任命などが定められた。 原子力保安検査官は、平常時においては、経済産業省所掌及び文部科学省所掌のそれぞれの原子力施設に対して、保安規定の遵守状況、運転管理状況、及び教育訓練の実施状況の調査、定期自主検査等での立合いなどの保安検査を実施し、トラブル等発生時においては、本庁への連絡、現場調査及び再発防止対策の確認等を実施する。