かえっ‐て〔かへつ‐〕【▽却って/▽反って】
読み方:かえって
[副]《「かえりて」の音変化》予想とは反対になるさま。反対に。逆に。「安物を買ったら、—高くついた」
[用法] かえって・むしろ——「病人のほうがかえって(むしろ)しっかりしている」「三月のほうがかえって(むしろ)寒かった」のような場合は相通じて用いられ、比較して強調する意を表す。◇「かえって」は予想していたことと反対の結果の意で、「勧められたら、かえって行く気がしなくなった」「もうけようとして、かえって損をした」のように用いる。これらの場合、「むしろ」には置き換えられない。◇「むしろ」は、どちらかといえば後者を選ぶの意を表す。「強い男性より、むしろ優しい男性が好きだ」「恥辱に生きるより、むしろ死を選ぶ」
「却って」の例文・使い方・用例・文例
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