北アナトリア断層
英語:North Anatolian Fault、NAF
トルコの国土の多くを占めるアナトリア半島を東西1000キロメートル以上にわたって横断している活断層。比較的活発に動いており、1990年に発生した「イズミット地震」(コジャエリ地震)の原因にもなっている。トルコを世界有数の地震国にしている主な要因の一つ。
2011年10月23日、トルコ東部のワン、エルジシュ付近でマグニチュード7.2の大規模な地震が発生した。ワンやエルジシュは北アナトリア断層の東のはずれに位置しているが、直接断層の上に乗っているわけではない。今回の地震は北アナトリア断層によるものではないと見られている。
関連サイト:
2011年10月 トルコ東部の地震 - 東京大学地震研究所
北アナトリア断層
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/21 23:22 UTC 版)
北アナトリア断層(きたアナトリアだんそう、トルコ語:Kuzey Anadolu Fay Hattı)とは、約1000 kmにわたってトルコ北部を東西に貫くトランスフォーム断層である。その動き方から、より詳しくは「右横ずれ断層」に分類される。地球規模で見ても特に活動が活発な活断層の1つとして知られる。
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