分数関数の漸近線とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 分数関数の漸近線の意味・解説 

分数関数の漸近線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/02 23:19 UTC 版)

漸近線」の記事における「分数関数の漸近線」の解説

分数関数の漸近線の方程式は、上記方法使わず求めることができる。 分数関数の式を y = g(x)/h(x)既約分数式)とする。 y軸平行の漸近線 h(ai) = 0 を満たす ai求める (i = 1,2, …, n)。既約より g(ai) ≠ 0 で、x = ai漸近線である。 x → ±∞ で漸近する直線 存在する必要十分条件deg g − deg h ≤ 1 である。このとき g(x) ÷ h(x) の商 q(x), 余り r(x)求める。deg q ≤ 1 であり、直線 y = q(x)x → ±∞ で漸近する直線である。 (例) y = x 3 + 2 x 2 − 2 x + 2 x 2 − x = x + 3 + x + 2 x ( x − 1 ) {\displaystyle y={\frac {x^{3}+2x^{2}-2x+2}{x^{2}-x}}=x+3+{\frac {x+2}{x(x-1)}}} 漸近線は、y軸平行の漸近線は x = 0, x = 1、x → ±∞ で漸近する直線y = x + 3 である。 deg g − deg h の値によって、漸近線位置分類される分数関数x → ±∞ で漸近する直線deg g − deg hx → ±∞ で漸近する直線分数関数x → ±∞ で漸近する直線の例< 0 y=0 1 x 2 + 1 , y=0 {\displaystyle {\frac {1}{x^{2}+1}},\,y=0} = 0 y=q (≠ 0) 2 x 2 + 7 3 x 2 + x + 12 , y=2 3 {\displaystyle {\frac {2x^{2}+7}{3x^{2}+x+12}},\,y={\frac {2}{3}}} = 1 y=ax + b (a ≠ 0) x 2 + x + 1 x , y=x + 1 {\displaystyle {\frac {x^{2}+x+1}{x}},\,y=x+1}> 1 存在しない 2 x 4 3 x 2 + 1 {\displaystyle {\frac {2x^{4}}{3x^{2}+1}}} , なし

※この「分数関数の漸近線」の解説は、「漸近線」の解説の一部です。
「分数関数の漸近線」を含む「漸近線」の記事については、「漸近線」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「分数関数の漸近線」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「分数関数の漸近線」の関連用語

1
14% |||||

分数関数の漸近線のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



分数関数の漸近線のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの漸近線 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS