公訴棄却とは? わかりやすく解説

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こうそ‐ききゃく【公訴棄却】

読み方:こうそききゃく

刑事訴訟で、形式的手続き的訴訟条件備わっていないために公訴無効として排斥する裁判


公訴棄却

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/31 07:01 UTC 版)

公訴棄却(こうそききゃく)とは、刑事訴訟における手続打切り制度の一種。日本刑事訴訟法では、第338条及び第339条に定められている。


注釈

  1. ^ 福岡拘置支所(福岡刑務所の下部組織)は1996年5月11日、独立機関の福岡拘置所へ昇格した[4]
  2. ^ この被告人は捜査段階で、自身の年齢について「21歳くらい」と供述していたため、東京地検によって成人として起訴されていた[17]

出典

  1. ^ 田中二郎、佐藤功、野村二郎編『戦後政治裁判史録 1』第一法規出版、1980年。341頁、353-354頁。
  2. ^ 最高裁判所第一小法廷決定 1989年(平成元年)1月30日 集刑 第251号189頁、昭和59年(あ)第1566号、『殺人、恐喝未遂、恐喝被告事件』「いわゆる別府三億円保険金殺人事件の上告審結果(被告人死亡による公訴棄却)」。
  3. ^ フクオカ犯罪史研究会 1993, p. 237.
  4. ^ 朝日新聞』1996年5月11日西部朝刊第14版第一社会面31頁「福岡拘置支所、拘置所に昇格 外国人房も新たに設置 密航など増加する事件に対処」(朝日新聞西部本社
  5. ^ フクオカ犯罪史研究会 1993, p. 245.
  6. ^ 『朝日新聞』1988年3月8日東京夕刊社会面15頁「福岡の連続保険金殺人事件の主犯、死刑確定」(朝日新聞東京本社
  7. ^ 吉村時彦「中国新聞地域ニュース > 公判停止のU被告死亡 一、二審死刑▽解説 16年 遅い裁判に疑問」『中国新聞中国新聞社、2004年7月24日。2004年7月26日閲覧。オリジナルの2004年7月26日時点におけるアーカイブ。
  8. ^ 岩手日報』1992年10月20日朝刊第2版17頁「種市の妻子5人殺害 K被告が入院先で病死」(岩手日報社)
  9. ^ 17年停止の裁判「打ち切り」判決、愛知2人殺害」『日本経済新聞日本経済新聞社、2014年3月12日。2020年10月19日閲覧。オリジナルの2020年10月19日時点におけるアーカイブ。
  10. ^ 裁判打ち切りは「誤り」 愛知の2人刺殺、高裁が差し戻し」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2015年11月17日。2020年10月19日閲覧。オリジナルの2020年10月19日時点におけるアーカイブ。
  11. ^ 「訴訟能力回復見込みなければ裁判所が打ち切り可能」 精神疾患の被告の公判で最高裁が初判断」『産経ニュース産業経済新聞社、2016年12月19日。2020年10月19日閲覧。オリジナルの2020年10月19日時点におけるアーカイブ。
  12. ^ 安藤忠恕氏死去/前宮崎県知事」『四国新聞』四国新聞社(共同通信社)、2010年4月30日。2020年10月19日閲覧。オリジナルの2020年10月19日時点におけるアーカイブ。
  13. ^ 横浜地裁小田原支部、故三浦和義元社長の窃盗罪の公訴棄却/ロスでの死亡受け」『カナロコ』神奈川新聞社、2008年12月15日。オリジナルの2009年9月18日時点におけるアーカイブ。
  14. ^ 死刑判決のC被告が自殺 一関・住職親子強殺事件」『河北新報河北新報、2008年12月29日。オリジナルの2008年12月29日時点におけるアーカイブ。
  15. ^ a b 無罪被告、死亡で公訴棄却の決定 上級審の判断なく事件終結」『千葉日報オンライン』千葉日報社(共同通信社)、2012年3月28日。2020年10月19日閲覧。オリジナルの2020年10月19日時点におけるアーカイブ。
  16. ^ 死刑求刑、無罪判決の男性被告が死亡 鹿児島」『日本経済新聞』日本経済新聞社(共同通信社)、2012年3月10日。2020年10月19日閲覧。オリジナルの2020年10月19日時点におけるアーカイブ。
  17. ^ a b タンカー襲撃事件で海賊のソマリア人少年を起訴」『MSN産経ニュース』産業経済新聞社、2011年12月1日。2021年6月7日閲覧。オリジナルの2011年12月21日時点におけるアーカイブ。
  18. ^ タンカー襲撃で公訴棄却判決 東京地裁「成年か疑問」」『日本経済新聞』日本経済新聞社(共同)、2011年11月4日。2021年6月7日閲覧。オリジナルの2021年6月7日時点におけるアーカイブ。
  19. ^ ソマリア人男性、逆送を家裁決定 タンカー襲撃で公訴棄却」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2011年11月30日。2021年6月7日閲覧。オリジナルの2021年6月7日時点におけるアーカイブ。
  20. ^ ソマリア人元少年に実刑 海賊事件で東京地裁判決」『日本経済新聞』日本経済新聞社(共同)、2013年4月12日。2021年6月7日閲覧。オリジナルの2021年6月7日時点におけるアーカイブ。
  21. ^ 海賊事件、二審も実刑 元少年に東京高裁」『MSN産経ニュース』産業経済新聞社、2014年1月15日。2021年6月7日閲覧。オリジナルの2014年1月15日時点におけるアーカイブ。
  22. ^ 「兜町の風雲児」の公訴棄却 東京地裁 相場操縦事件で公判中に死亡」『産経ニュース』産業経済新聞社、2017年1月19日。2021年6月7日閲覧。オリジナルの2021年6月7日時点におけるアーカイブ。





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