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三省堂 大辞林

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やえざくら やへ― 3 【八重桜】

(1)ヤマザクラなど日本の山野に自生するサクラ類の栽培園芸品種で、花が八重咲きのもの。ボタンザクラ。[季]春。《奈良七重七堂伽藍―/芭蕉

(2)五衣(いつつぎぬ)表着(うわぎ)まで桜色であること。
女院よりの御装束は―をえもいはず匂はせ給へり/栄花若水)」
「八重桜」に似た言葉



植物名辞典

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八重桜

読み方:ヤエザクラ(yaezakura)

八重咲き品種里桜総称



季語・季題辞典

日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社

八重桜

読み方:ヤエザクラ(yaezakura)

八重咲きサトザクラのこと

季節

分類 植物



ウィキペディア

ウィキペディアウィキペディア

サクラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/26 01:19 UTC 版)

(八重桜 から転送)

サクラ亜属
Cherry Blossom.jpg

桜の花(一重)

桜の花(八重)
上の画像は一重のソメイヨシノ
下の画像はヤエザクラの一種
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : バラ亜綱 Rosidae
: バラ目 Rosales
: バラ科 Rosaceae
亜科 : サクラ亜科 Amygdaloideae
: サクラ属 Prunus
亜属 : サクラ亜属 subg. Cerasus
  • サクラ節 sect. Cargentiella
  • ミザクラ節 sect. Cerasus
  • ミヤマザクラ節 sect. Phyllomahaleb
  • ロボペタルム節 sect. Lobopetalum

サクラ)は、バラ科サクラ属サクラ亜属 Prunus subg. Cerasus またはサクラ属 Cerasus の総称である。日本で最も知られている花の一つである。

目次

概要

サクラは、バラ科サクラ属サクラ亜属に分類されるであり、落葉広葉樹である。に白色や淡紅色から濃紅色の花を咲かせ、日本人に古くから親しまれている。また、果実を食用とするほか、の塩漬けも食品などに利用され、海外においては、一般的に果樹としての役割のほうが重視された。環境がよければ寿命は非常に長く、老木として著名な日本五大桜の内神代桜は樹齢が1800年を超えているとされる。

分類としては、ヤマザクラオオシマザクラエドヒガンなど5~7種類ほどが認められており、これらの変性や交雑などから数十種類の自生種が存在する。八重咲きの品種はヤエザクラと呼ばれている。また、園芸品種が多く、花弁の数や色、花のつけかたなどを改良しようと古くから多くの園芸品種が作られた。とくに江戸末期に開発されたソメイヨシノ(染井吉野)は、明治以降、全国各地に広まり、サクラの中で最も一般的な品種となった。日本では固有種・交配種を含め600種以上の品種が確認されている[1]

古代では、山に自生して咲くヤマザクラ(山桜 P. jamasakura)や、八重咲きの桜が一般的であった。西行で有名な吉野の桜も、ヤマザクラである[2]静岡県富士宮市に日本最古級のヤマザクラである狩宿の下馬ザクラがあり、特別天然記念物に指定されている。

文化にも深くかかわっている。昔は緑が生え、稲作を始める時期に咲くため暦代わりに使われていた。平安時代以降は桜は花の代名詞のようになり、春の花の中でも特別な位置を占めるようになった。和歌や俳句などでも良く取り上げられる題材であり、室町時代に成立した能の西行桜では桜が人を引き付けることが書かれている。現在でも多くの創作で取り上げられている。花を見ながら行われる宴会は花見として知られる。

百円硬貨の表には桜がデザインされている

日本において最も馴染み深い花であることから、法的に定められたものではないが、俗に国花の一つとされ[3][4]明治時代以降、軍隊や学校の制帽や階級章に桜を象った紋章が多く用いられている。現在においても警察自衛隊などの紋章に使用されている。また、百円硬貨の表は桜のデザインである。

日本の年度は4月始まりであることや、学校に多くの場合サクラが植えられていることから、人生の転機を彩る花にもなっている。各地に桜の名所があり、有名な一本桜も数多く存在する。近年はこれら植えられた桜の保護が重要になってきている。

3月27日さくらの日である。1992年平成4年)から財団法人日本さくらの会が制定した。

語源

「サクラ」の名称の由来は、一説に「咲く」に複数を意味する「ら」を加えたものとされ、元来は花の密生する植物全体を指したと言われている。また他説として、春に里にやってくる(サ)の憑依する座(クラ)だからサクラであるとも考えられている。

富士の頂から、花の種をまいて花を咲かせたとされる、「コノハナノサクヤビメ(木花之開耶姫)」の「さくや」をとって「桜」になった、とも言われている。

サクラを意味する漢字『櫻』は本来はユスラウメを意味する言葉だった。『櫻』の字は「首飾りをつけた女性、もしくは首飾りそのもの』を意味する『嬰』に木偏を付けたものであり、ユスラウメの実が実っている様子を指した漢字である。日本にユスラウメが入ってきたのは江戸時代後期頃のため、日本では『櫻』の字はサクラに転用された。


  1. ^ a b 日本の桜について”. このはなさくや図鑑. 2010年10月20日閲覧。
  2. ^ a b c d e 丸谷馨 『日本一の桜』 講談社現代新書、2010年。ISBN 978-4-06-288041-1
  3. ^ 日タイ修好120周年 ロゴマーク・キャッチフレーズ発表!!”. 外務省. 2010年10月20日閲覧。
  4. ^ a b c C・W・ニコル 『歴史は眠らない サクラと日本人』 日本放送協会出版会、2010年。ISBN 978-4-14-189541-1
  5. ^ さくらFQA 日本以外にもサクラは自生しているの?”. 財団法人日本花の会. 2011年2月1日閲覧。
  6. ^ 桜の種類”. 財団法人日本さくらの会. 2011年2月1日閲覧。
  7. ^ サクラの化石”. 鳥取県教育センター. 2011年2月1日閲覧。
  8. ^ 重イオンビームで世界初のサクラの新品種の作成に成功”. 独立行政法人理化学研究所 (2007年10月31日). 2011年2月1日閲覧。
  9. ^ a b c d Newton』 竹内均、株式会社ニュートンプレス、2004年5月7日、74-83頁。
  10. ^ 「十月桜」が開花 深まる秋に「春」”. AGARA紀伊民報 (2009年10月9日). 2011年2月1日閲覧。
  11. ^ 第7回 桜前線に異変あり! P3”. 日経BP (2009年3月12日). 2011年2月1日閲覧。
  12. ^ さくら長寿番付”. 桜雑学辞典. 2011年2月1日閲覧。
  13. ^ 和名と群は このはなさくや図鑑 より
  14. ^ Wen, J.; et al. (2008), “Phylogenetic inferences in Prunus (Rosaceae) using chloroplast ndhF and nuclear ribosomal ITS sequences”, Journal of Systematics and Evolution 46 (3): 322–332, doi:10.3724/SP.J.1002.2008.08050, http://users.iab.uaf.edu/~stefanie_bond/Publications_files/Wen_et%20al_JSystEvol2008.pdf 
  15. ^ Infrageneric information from NPGS/GRIN: Prunus”. GRIN. アメリカ合衆国農務省. 2011年2月1日閲覧。
  16. ^ 桜について詠っている万葉集を写真付きで見る
  17. ^ 王仁”. 千人万首. 2011年2月1日閲覧。
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  23. ^ 阿里山の染井吉野を救え!日本から8人の樹木医が来台”. な~るほど・ザ・台湾 (2010年2月3日). 2010年10月20日閲覧。
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  28. ^ 園児が桜の花摘み体験、満開の秦野特産八重桜/神奈川”. カナロコ. 神奈川新聞社 (2010年4月20日). 2011年2月1日閲覧。
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  31. ^ 桜 楽しみ色々、お花見だけじゃない”. 読売新聞 (2010年3月22日). 2011年2月1日閲覧。
  32. ^ 県内の老桜たちに異変”. 四国新聞社 (2005年3月13日). 2011年2月1日閲覧。
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  38. ^ フォローアップ”. 山梨県・実相寺ホームページ. 山日新聞 (2006年4月26日). 2011年2月1日閲覧。
  39. ^ 代々木公園、「花見の宴」マナーは都内最悪=悪質で危険な置き土産も”. Livedoorニュース (2009年4月7日). 2011年2月1日閲覧。
  40. ^ 和歌山公園に高札 花見客のマナー改善呼びかけ、産経新聞、2009年4月3日
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  42. ^ 桜情報”. 日本気象協会. 2011年2月1日閲覧。
  43. ^ くにたち桜守”. 国立市. 2011年2月1日閲覧。
  44. ^ 生まれ年別名前ベスト10(女性)”. 明治安田生命. 2011年2月1日閲覧。






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