光クラブ事件
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光クラブ事件(ひかりクラブじけん)とは、1948年に東京大学の学生による闇金融起業が法律違反として警察に検挙された事件。高金利で取り立てが厳しかったが、東大生社長の会社としてもてはやされ、目立つ広告で出資者を集め、東京・銀座に進出した。「アプレゲール犯罪」の代表例とされさまざまに論じられる。社長の山崎晃嗣は三島由紀夫の『青の時代』や高木彬光の『白昼の死角』などの小説のモデルとなった[1]。
- ^ “コトバンク - 光クラブ事件(2007-10-21 朝日新聞 朝刊 2社会)”. 2019年10月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月21日閲覧。
- ^ 驚きももの木20世紀 1996年5月3日放送、東大金融道・光クラブ事件より[出典無効]
- ^ この後に5・6文字ばかり続くものの、判読不可能
- ^ 朝倉喬司、自殺の思想 p.225 ISBN 4872339452
- ^ 佐野眞一『カリスマ 中内功とダイエーの戦後』(日経BP社、1998年、276ページ)
- ^ “「光クラブ」設立前夜の日記を発見 服毒自殺の山崎晃嗣”. asahi.com (朝日新聞社). (2007年10月21日). オリジナルの2012年7月7日時点におけるアーカイブ。 2008年6月11日閲覧。
- ^ 2001年に小学館から刊行された『日本歴史大事典』にて「光クラブ事件」の項目(第3巻P441)を執筆した小沢信男も「半世紀後のバブル崩壊から顧みれば、律儀な時代ではあった」と締めている。
- 1 光クラブ事件とは
- 2 光クラブ事件の概要
- 3 光クラブをモデルにした作品
- 4 参考資料
- 5 関連項目
- 光クラブ事件のページへのリンク