停滞する社会基盤整備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/30 02:07 UTC 版)
「住吉台 (大津市)」の記事における「停滞する社会基盤整備」の解説
上水道は普及しているものの、下水道は分譲業者が一部で設置したのみで、整備が進んでいない。多くの住民は、し尿処理のみに対応した「単独処理浄化槽」および生活排水を地下に放水する「浸透枡(しんとうます)」を利用している。柔らかいとされる地盤に、さらに多くの水が流れ込むとともに、汚水を事実上、琵琶湖に垂れ流している状況にある。 悪質な業者が道路の所有権を主張して道路を封鎖するなどのトラブルも、これまで絶えなかったという。宅地内に造成された生活道路は市道として認定してもらえず、すべてが位置指定さえも受けていない私道である。そのため、古い下水管の漏水で土砂が流出し道路の陥没が頻発するも、復旧費用は住民が負担しなければならない状況にある。
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