便係数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/20 18:30 UTC 版)
「ジャストインタイム生産システム」の記事における「便係数」の解説
カンバンの振り出しから納品までのタイムラグを「便係数」と言う。例えば1日に1回の配達で発注してから2日で帰ってくる場合「1-1-2」という言い方をし、「一日一便2回遅れ」と言い方をする。ちなみに1日に14便で前の便で発注したものが次の便で帰ってくる場合は「1-14-1」となる。 この便係数から、その物品が入手できるリードタイムは「便係数の第1項と第3項を掛け合わせ、第2項で割る」ことで求められる。 先ほどの「1-14-1」の場合は、1×1÷14=0.0714となる。稼動時間が1日24時間の場合、1.71時間となる。つまり、この物品は1.71時間のリードタイム以下で生産しなければならないこととなる。
※この「便係数」の解説は、「ジャストインタイム生産システム」の解説の一部です。
「便係数」を含む「ジャストインタイム生産システム」の記事については、「ジャストインタイム生産システム」の概要を参照ください。
- 便係数のページへのリンク