便乗スパム
便乗スパムとは、世間的に話題となっている事件やイベント、記念日などを利用して、ユーザーを騙そうとするスパム行為のことである。
便乗スパムは、特定のイベントに関係した内容を装ってユーザーの興味を引こうとする。表向きの内容は、キャンペーン情報の案内であったり、アンケート、災害に対する義援金の募集や疫病に対する薬の案内であったりと、多種多様である。
2009年前後に発生した主な事件やイベントのうち、便乗スパムが多数発生したことで警戒が呼びかけられた主な例として、米国大統領選、Windows 7の発売、ハイチで発生した大地震、新型インフルエンザ、新年、クリスマス、ハロウィン、バレンタインデーなどを挙げることができる。また、メールを用いた便乗スパム(スパムメール)の他に、SEOポイズニングを利用してユーザーを誘導しようとする便乗行為も多数出現している。
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