伊東祐親とは? わかりやすく解説

いとう‐すけちか【伊東祐親】

読み方:いとうすけちか

[?〜1182]平安後期武将伊豆の人。河津二郎称した平氏味方して源頼朝戦ったが、捕らえられ自殺曽我兄弟祖父


伊東祐親

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/02 07:39 UTC 版)

伊東 祐親(いとう すけちか)は、平安時代末期の武将であり、伊豆国伊東(現・静岡県伊東市)の豪族工藤氏の6代目・工藤祐隆の孫であり、河津祐親(かわづ すけちか)とも。


注釈

  1. ^ 政子の母が時政の正室(伊東氏)か側室かを確認する史料が見つかっていないが、『曽我物語』では政子の生母を曾我兄弟の伯母(祐親の娘)とする記述があり[1]、政子が正室(伊東氏)の子であった場合には頼朝は祐親の娘と孫の両方と同時に関係を持っていたことになる。
  2. ^ 保立は頼朝が祐経と共謀した証拠はないものの、工藤祐経の弟の宇佐美祐茂や同族の工藤茂光が早くから頼朝と結んでその挙兵に参加していること、工藤の本拠である伊豆国狩野(鹿野)に祐経の従者が隠れ住んで襲撃の機会を狙っていたことを挙げ、頼朝と祐経の間に何らかの関わりがあったことを否定できないとしている。

出典

  1. ^ 坂井孝一『鎌倉殿と執権北条氏―義時はいかに朝廷を乗り越えたか』NHK出版〈NHK出版新書〉、2021年9月10日 ISBN 978-4-14-088661-8 P42-44.
  2. ^ 保立道久 2015, pp. 307–315.
  3. ^ 保立道久 2015, pp. 316–318.

出典サイト

  1. ^ 鐙摺城址”. 鎌倉タイム (2021年7月30日). 2021年12月20日閲覧。


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