京極夏彦「怪」
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「巷説百物語シリーズ」の記事における「京極夏彦「怪」」の解説
2000年1月3日から9月15日にかけて、WOWOWで放送された初の実写版。また、同年8月12日に第一話『七人みさき』が放送時にカットされたシーンを加えて劇場公開された。『必殺シリーズ』等、時代劇や殺陣で実績のある松竹京都映画が担当。巷説百物語に必殺シリーズの『殺し』の要素を含ませた作品(『福神ながし』に山内としお演じる「田中熊五郎らしき同心」が登場、「中村主水」の事にも言及がある)。作中に登場する妖怪たちは『さくや妖怪伝』から流用。また『七人みさき』『福神ながし』において、京極は自ら「京極亭」を演じている。さらに『福神ながし』にはその「京極亭」の遠縁として、京極の小説家デビュー作である『百鬼夜行シリーズ』の主要登場人物・「中禅寺秋彦(京極堂)」の先祖である「中禅寺洲斎」が登場している(演じているのは近藤正臣)。
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