亀田との試合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 00:52 UTC 版)
2006年8月2日に横浜アリーナで亀田興毅と対戦。1Rでダウンを奪い、その後も優勢に試合を進めるも、1-2で判定負けを喫した。ただしこの判定はメディアで「疑惑の」「不可解な」「露骨な」と形容されるものであった。ベネズエラのエル・ウニベルサル紙も「日本人観客でさえ当惑する判定」と報じた。 放送したTBSには3日15時までに電話での問い合わせが5万件以上あった。スタッフは応対しきれず、そのほとんどに対して混み合っている旨の自動案内が流れた。 判定に関してはラウンドマスト方式の影響を指摘する声が多く、亀田選手はダウンを奪われてもその後コツコツと有効打を重ねることでポイントを逆転したとの分析がある。 この試合後のランダエタは「判定内容に不満はあるが、WBAに抗議はしない。判定がおかしかったのは会場にいた皆さんが一番よく知っている」とコメント。微妙な判定に苦言を呈した。 試合当時、在日ベネズエラ大使館がウェブサイトを持っていなかったため、在ベネズエラ日本国大使館のメール送信フォームのリンクが様々なサイトに貼られることになった。判定では負けたが、判定に納得できない日本の視聴者からメールが在ベネズエラ日本国大使館を通じてランダエタ選手宛に寄せられたことがある。ランダエタは帰国後に日本大使館からメールを受け取り、「もし、再度日本に行くチャンスがあれば、今度は日本の皆様の誠意にその試合を捧げたいと思います」とコメントした。
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