中沙諸島
別名:中沙群島、マックルズフィールドバンク、マックレスフィールドバンク、マクレスフィールドバンク
南シナ海の中ほどにある、黄岩島(スカボロー礁)をはじめとする岩礁などの地形で構成される一帯。岩礁、および海山などの海底地形が主となっている。
中沙諸島で海上に露出している部分は、南沙諸島、東沙諸島、西沙諸島に比べるとわずかである。周辺の海域に豊富な天然資源が埋蔵されていると見込まれており、南シナ海の他の諸島と同様、領有権争いの対象になっている。
中沙諸島の主要な島である黄岩島は、中国、台湾、フィリピンによりそれぞれ領有権が主張されている。2012年に入ってからも、中国が島付近の天気予報を開始したり、フィリピン側は島の名称を変更すると発表したりといったいざこざが続いている。
中沙諸島
(中沙群島 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/06 09:01 UTC 版)
中沙諸島(ちゅうさしょとう、中国語: 中沙群島(拼音: )、ベトナム語: Quần đảo Trung Sa、英語: Zhongsha Island)は、南シナ海にある島礁群に対して、主に中華人民共和国で用いられる名称である[1]。
- ^ a b c d e f Zou Keyuan "SCARBOROUGH REEF:A NEW FLASHPOINT IN SINO-PHILIPPINE RELATIONS? (PDF) " IBRU Boundary and Security Bulletin Summer 1999
- ^ Google heeds calls to drop Chinese reference to Panatag Shoal ABS-CBN News、2015年7月14日
- ^ 【南シナ海問題】グーグルマップから中国名「中沙諸島」「三沙市」消える フィリピンで削除運動 産経ニュース、2015年7月15日
- ^ 中国がスカボロー礁に軍事施設を建設中、フィリピン軍が発表―フィリピン英字紙 Record China (2013年6月9日) 2015年8月4日閲覧。
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