中村梅雀 (2代目)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/18 10:11 UTC 版)
二代目 中村 梅雀(なかむら ばいじゃく、1955年〈昭和30年〉12月12日 - )は、日本の俳優、ベーシスト、作曲家。本名、三井 進一(みつい しんいち)。血液型はAB型。所属事務所は土屋企画。
注釈
- ^ この日を選んだのは、祖父・三代目中村翫右衛門、ドラマでも演じたことのある詩人の宮沢賢治、ベーシストのジャコ・パストリアスという敬愛する3人の命日であったためである。
- ^ そもそもは「左手で強く低音部を弾くピアニストの母のピアノを聞いて育ち、クラシックを聞いても低音に耳が自然といくようになった」ことから興味を持ち始め、「エレキベースが欲しい」と父にねだったが、「歌舞伎に関係ない」と一蹴された。ただ三味線は幼少時から習わされており、家にあった三味線を改造してエレキ三味線を自作して弾いていた。ある日、友人の前でビートルズのポール・マッカートニーのベースラインを三味線で弾いてみせたところ、「凄いね。でも三味線だとカッコ悪いね」と言われたことがベースに傾倒したきっかけだという。以来、父に怒られながらも演奏活動を続けていた一方で、祖父は「あれだけ熱中できるものならやらせてやれ。五線譜を読める役者がいるか?」と理解を示してくれたという[9][10]。
- ^ 津田寛治とのダブル主演。
出典
- ^ 中村梅雀(インタビュアー:丸山あかね)「中村梅雀「今は25歳年下の妻と愛娘と過ごす毎日。役者一家に生まれた葛藤から解放されるまで」 受け継いだDNAに翻弄されるかのように」『婦人公論.jp』、中央公論新社、2021年4月7日 。2024年1月26日閲覧。
- ^ 文化庁芸術祭賞受賞一覧 昭和61年度(第41回)〜平成7年度(第50回) - 文化庁
- ^ “おれの足音 公演案内”. 前進座. 2022年1月8日閲覧。
- ^ “第113回赤穂義士祭”. 赤穂市 (2016年12月22日). 2020年9月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月26日閲覧。
- ^ 『第113回赤穂義士祭』(YouTube)赤穂市公式動画チャンネル-Channel AKO-、2016年12月22日 。2024年1月26日閲覧。
- ^ “中村梅雀さん、「前進座」退団し、フリーに”. asahi.com (朝日新聞社). (2007年9月12日) 2013年7月19日閲覧。
- ^ “中村梅雀、25歳年下妻・瀬川寿子の妊娠を発表「パパが頑張って稼がなきゃ」”. オリコン (2015年7月27日). 2015年7月27日閲覧。
- ^ “59歳の中村梅雀に女児誕生「感謝と感動の気持ちで胸いっぱい」”. ORICON STYLE (2015年8月24日). 2015年8月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月2日閲覧。
- ^ “「信濃のコロンボ』中村梅雀、実は凄腕ベーシスト」”. ZAKZAK (2007年10月23日). 2013年7月9日閲覧。
- ^ “「時代劇にベーシスト…変幻自在の中村梅雀、刑事挑戦」”. ZAKZAK (2008年12月11日). 2013年7月9日閲覧。
- ^ “楽器解説 / Bass No.0 Jaco Pastorius's Black Jazz Bass”. 中村梅雀 公式サイト. 2013年7月9日閲覧。 楽器の解説と共に入手までの顛末が記されている。
- ^ 中村梅雀(インタビュアー:春日太一)「中村梅雀 役者家系に生まれた自分が一流を知った体験」『NEWSポストセブン』、小学館、2020年2月6日 。2024年1月26日閲覧。
- ^ 中村梅雀(インタビュアー:春日太一)「中村梅雀 役者家系に生まれた自分が一流を知った体験」『NEWSポストセブン』、小学館、2頁、2020年2月6日 。2024年1月26日閲覧。
- ^ 中村梅雀(インタビュアー:丸山あかね)「中村梅雀「今は25歳年下の妻と愛娘と過ごす毎日。役者一家に生まれた葛藤から解放されるまで」 受け継いだDNAに翻弄されるかのように」『婦人公論.jp』、中央公論新社、3頁、2021年4月7日 。2024年1月26日閲覧。
- ^ 中村梅雀(インタビュアー:丸山あかね)「中村梅雀「今は25歳年下の妻と愛娘と過ごす毎日。役者一家に生まれた葛藤から解放されるまで」 受け継いだDNAに翻弄されるかのように」『婦人公論.jp』、中央公論新社、4頁、2021年4月7日 。2024年1月26日閲覧。
- ^ 中村梅雀(インタビュアー:丸山あかね)「中村梅雀「今は25歳年下の妻と愛娘と過ごす毎日。役者一家に生まれた葛藤から解放されるまで」 受け継いだDNAに翻弄されるかのように」『婦人公論.jp』、中央公論新社、5頁、2021年4月7日 。2024年1月26日閲覧。
- ^ 番組エピソード 大河ドラマ『葵〜徳川三代〜』- NHKアーカイブス
- ^ “17年大河『おんな城主 直虎』新出演者14人発表 柴咲コウ父は杉本哲太、母は財前直見”. ORICON STYLE (2016年5月26日). 2016年5月27日閲覧。
- ^ “正月時代劇『幕末相棒伝』放送日決定!&追加キャストのお知らせ”. NHK ドラマトピックス (日本放送協会). (2021年10月4日) 2021年10月4日閲覧。
- ^ “中村梅雀主演で人気酒コミック「BARレモン・ハート」初の連ドラ化”. Sponichi Annex (2015年7月7日). 2015年7月7日閲覧。
- ^ 番組エピソード 歴史&時代小説をドラマ化!『連続時代劇特集』 -NHKアーカイブス
- ^ “山田涼介「もみ消して冬」でエリート警察官に!波瑠&小澤征悦&中村梅雀も出演”. 映画.com (株式会社エイガ・ドット・コム). (2017年11月6日) 2020年3月12日閲覧。
- ^ “山田涼介主演ドラマ「もみ消して冬」続編が夏放送、北沢家にAI導入”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2019年5月6日) 2020年3月12日閲覧。
- ^ “高島礼子・中村梅雀ら、『警視庁・捜査一課長』初回にゲスト出演”. マイナビニュース. マイナビ (2018年4月12日). 2018年4月13日閲覧。
- ^ “北川景子、初の弁護士役!北村一輝がバディのSPドラマ「指定弁護士」”. シネマトゥデイ (株式会社シネマトゥデイ). (2018年8月12日) 2018年8月14日閲覧。
- ^ “内野聖陽主演『琥珀の夢』10・5放送 檀れい、生瀬勝久、原田美枝子ら共演者発表”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年8月21日) 2018年9月5日閲覧。
- ^ “神田正輝、TBS連ドラ15年ぶりに出演 『下町ロケット』新シリーズに参戦”. ORICON NEWS. オリコン (2018年9月9日). 2018年9月8日閲覧。
- ^ “米倉涼子、エキセントリックな“悪女”黒木華を弁護<松本清張ドラマSP『疑惑』>”. テレ朝POST (2019年2月3日). 2020年3月12日閲覧。
- ^ “山本耕史&渡辺大、若き日の“暴れん坊将軍”と“大岡越前”を描く“新時代劇”でタッグ”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年12月15日) 2020年3月12日閲覧。
- ^ “第9話ゲストは、満を持しての“月9”初見参となる中村梅雀!「おいしいお話を逃していましたが、やっと出られますね(笑)」”. 『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』. フジテレビ (2019年6月3日). 2020年11月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月12日閲覧。
- ^ “りょう、江戸川乱歩の「黒蜥蜴」でアクションに本格初挑戦”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2019年12月16日) 2020年3月12日閲覧。
- ^ “間宮祥太朗、中村梅雀、板橋駿谷、大後寿々花ら、シシド・カフカ主演『ハムラアキラ』出演決定”. リアルサウンド (株式会社blueprint). (2019年11月26日) 2020年3月12日閲覧。
- ^ “井ノ原快彦の主演ドラマ「特捜9」シーズン3に突入、新キャストは中村梅雀”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2020年3月6日) 2020年3月12日閲覧。
- ^ “井ノ原快彦主演「特捜9」シーズン5へ、Snow Manの“ドラマ班”向井康二が仲間入り”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2022年3月3日) 2022年3月3日閲覧。
- ^ "井ノ原快彦『特捜9 season6』向井康二&深川麻衣続投「2人がどう変わっているか楽しみ」". マイナビニュース. マイナビ. 2023年3月1日. 2023年3月1日閲覧。
- ^ “井ノ原快彦主演の「特捜9」season7が放送決定、向井康二や深川麻衣も続投”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年2月27日). 2024年2月27日閲覧。
- ^ “テレ東、月曜午後8時に2時間ドラマ枠新設!人気バラエティ「世界!ニッポン行きたい人応援団」も放送”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2020年3月10日) 2020年3月10日閲覧。
- ^ "岡江久美子さんを追悼、主演ドラマ『宝石の甘い罠』4・27放送". ORICON NEWS. oricon ME. 2020年4月24日. 2020年4月24日閲覧。
- ^ “伊藤淳史×中村梅雀 新旧コロンボが強力タッグ!“信濃のコロンボ”新シリーズ誕生!/新・信濃のコロンボ 追分殺人事件”. テレ東からのお知らせ (2020年4月18日). 2020年4月18日閲覧。
- ^ "16日 檀れい×国仲涼子2大女優の激突が圧巻!ドラマスペシャル「嫉妬」あらすじと予告動画". ナビコン・ニュース. 2020年8月14日. 2020年8月15日閲覧。
- ^ “中村梅雀&桜井ユキ&水谷果穂、月9レギュラー出演決定「見れば必ず引き込まれる作品」”. ORICON NEWS (2021年3月2日). 2021年3月2日閲覧。
- ^ “望月歩&葵わかなW主演、時空を超えた時代劇ラブ「ホリデイ~江戸の休日~」放送”. シネマカフェ (イード). (2022年10月26日) 2022年10月26日閲覧。
- ^ “望月歩と葵わかなのW主演ドラマ「ホリデイ」主題歌は里見浩太朗、新キャストも発表”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2022年12月6日) 2022年12月6日閲覧。
- ^ “『家政夫のミタゾノ』黒木瞳、Travis Japan松倉海斗、山本舞香らゲスト“56人”一挙公開”. ORICON NEWS (oricon ME). (2023年8月25日) 2023年8月25日閲覧。
- ^ “光(伊野尾慧)、殺人晩さん会で毒入りスープ飲み絶体絶命『家政夫のミタゾノ』”. マイナビニュース. マイナビ (2023年11月7日). 2023年11月7日閲覧。
- ^ “映画『坂道のアポロン』ディーン・フジオカが出演 劇中で歌声披露”. ORICON NEWS (oricon ME). (2017年5月26日) 2017年5月26日閲覧。
- ^ “居眠り磐音は松坂桃李のハマり役!木村文乃「ぴったり」、芳根京子「磐音様」”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2019年5月6日) 2019年5月7日閲覧。
- ^ “中村梅雀と津田寛治のダブル主演作「山中静夫氏の尊厳死」公開決定”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2019年7月3日) 2019年7月3日閲覧。
- ^ “『孤狼の血 LEVEL2』正式タイトル、公開日、キャスト情報解禁!!”. 東映 (2021年2月4日). 2021年2月4日閲覧。
- ^ “安田章大主演「あのよこのよ」共演に潤花・池谷のぶえら、チラシビジュアルも解禁”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年2月16日). 2024年2月16日閲覧。
- ^ “Travis Japan七五三掛龍也&吉澤閑也、ミュージカル『ダブリンの鐘つきカビ人間』W主演「今からワクワク]”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年3月20日). 2024年3月20日閲覧。
- ^ “梅雀さん ヒノキってなあに?”. BS朝日. 2021年10月8日閲覧。
- ^ “「仮面ライダーBLACK SUN」ビルゲニア役・三浦貴大ほか怪人キャスト発表”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2022年8月29日) 2022年8月29日閲覧。
- ^ “柳楽優弥主演のサイコスリラー「ガンニバル」に笠松将、吉岡里帆らが参加”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2022年10月19日) 2022年10月19日閲覧。
- 1 中村梅雀 (2代目)とは
- 2 中村梅雀 (2代目)の概要
- 3 出演
- 4 脚注
- 中村梅雀_(2代目)のページへのリンク