三ツ尾の旗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 16:45 UTC 版)
17世紀中ごろから、二ツ尾の旗に代わって三ツ尾の旗が使用されるようになる。1663年11月6日の王室布告では、三ツ尾の旗のみを、国旗および軍艦旗として使用するように定められた。これと同じ布告において、商船は各々の州の色をした正方形の旗を掲げることのみが許された。しかしながら、実際問題として、商船団は三ツ尾の国旗を正方形にカットしたものを商船旗として使用し始めた。1730年の造船に関する政府の命令において、この商船旗は国旗と同じ比で同じ色を使うこととなった。大きな違いとしては、正方形にカットされている点が挙げられる。1756年、個人船におけるペナントの使用が禁止された。これは、本来は武装した船であることを示す軍艦旗が民間の商船隊でも使用される違法状態が常態化していたことが指摘されている。
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