七日市県とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 七日市県の意味・解説 

七日市藩

(七日市県 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/24 00:40 UTC 版)

七日市藩(なのかいちはん)は、上野国甘楽郡七日市(現在の群馬県富岡市七日市)を居所とした。藩庁は七日市陣屋に置かれた。1616年に前田利家の五男・前田利孝が1万石余で入封し、以来前田家が12代250年あまり続いて廃藩置県を迎えた[1]加賀藩前田家一族の外様大名ではあるが、徳川秀忠の小姓を務めていた利孝が大坂の陣の武功により新知を受けるという譜代大名的な成り立ちを持つ[2]。江戸時代中期以降[注釈 1]は上野国で唯一の外様大名であった。


注釈

  1. ^ 明和4年(1767年)に小幡藩織田家が転出し、譜代の奥平家に交替。
  2. ^ 利孝の生母は側室の明運尼(明運院。父は加賀一向一揆の指導者の一人で石浦に拠った山本家芸[3])で、慶安元年(1648年)に七日市で没している[4]
  3. ^ 寛文4年の調査では12036石、貞享元年の調査では13135石[要出典]

出典

  1. ^ 七日市藩”. 日本大百科全書(ニッポニカ). 2022年10月10日閲覧。
  2. ^ a b c d e 金沢市立玉川図書館 2019, p. 1.
  3. ^ 明運尼”. デジタル版 日本人名大辞典+Plus. 2022年10月閲覧。
  4. ^ ふるさと歴史ウォーク 富岡・七日市コース 2017, p. 9.
  5. ^ a b 中島義一 1962, p. 13.
  6. ^ a b c d e f 中島義一 1962, p. 12.
  7. ^ 中島義一 1962, p. 11.
  8. ^ a b 中島義一 1962, p. 7.
  9. ^ a b ふるさと歴史ウォーク 富岡・七日市コース 2017, p. 3.
  10. ^ 中島義一 1962, pp. 12–13.
  11. ^ 中島義一 1962, pp. 6–7.
  12. ^ a b c d 中島義一 1962, p. 6.


「七日市藩」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「七日市県」の関連用語

七日市県のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



七日市県のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの七日市藩 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS