一遍上人絵伝とは? わかりやすく解説

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いっぺんしょうにん‐えでん〔イツペンシヤウニンヱデン〕【一遍上人絵伝】

読み方:いっぺんしょうにんえでん

一遍伝記描いた絵巻物聖戒編・円伊筆の、京都歓喜光寺伝わり12巻からなる一遍聖絵(ひじりえ)」が最も有名。正安元年(1299)成立一遍生涯を、各地風物社寺景観中に描いたもので、国宝。他に、宗俊編の10巻本系統のものもある。


一遍上人絵伝

読み方:イッペンショウニンエデン(ippenshounin’eden

絵巻物


一遍聖絵

(一遍上人絵伝 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/30 02:56 UTC 版)

一遍聖絵(いっぺんひじりえ)または、一遍上人絵伝(いっぺんしょうにんえでん) は、伊予国(現在の愛媛県)に生まれ浄土宗を修めたのち、新しく独自の宗旨である時宗を興した開祖一遍(遊行上人)を描いた絵巻。全12巻で構成[1]国宝[2]


  1. ^ a b 相澤正彦「「一遍聖絵」の入洛場面にみる絵画表現をめぐって」『美學美術史論集』第22巻、成城大学大学院文学研究科、2020年3月、59-93頁、ISSN 0913-2465CRID 1050567175305286912 
  2. ^ a b c 常設展示品キャプション集”. 神奈川県立歴史博物館 (2016年5月). 2022年12月4日閲覧。
  3. ^ a b c d e 石井 悠加「『一遍聖絵』の和歌―旅の実景として―」『四国大学紀要』第58号、四国大学、61-72頁、CRID 1050856130181320448 
  4. ^ 大橋(2001)p.13-
  5. ^ 大島 康徳; 長澤 可也. “国宝「一遍上人絵伝」の踊念仏の踊りシーケンスの検討”. 2024年3月17日閲覧。
  6. ^ 五味文彦『『一遍聖絵』の世界』吉川弘文館、2021年。 
  7. ^ 神奈川県生涯学習情報システム(2011年12月18日確認)


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