一杯のかけそばとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 芸術・創作物 > 映画 > 映画作品 > 一杯のかけそばの意味・解説 

一杯のかけそば

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/12 01:09 UTC 版)

一杯のかけそば』(いっぱいのかけそば)は、栗良平による日本童話、および同作を原作とした日本映画作品。実話を元にした童話という触れ込みで涙なしには聞けない話として、1989年に日本中で話題となり、映画化される[1][2]など社会現象にまでなったが、実話としてはつじつまの合わない点と、作者にまつわる不祥事でブームは沈静化した。


  1. ^ a b c d e 宝泉薫「騙り部の泣ける人生 『一杯のかけそば』栗良平」『芸能界一発屋外伝』彩流社1999年、pp.154-157
  2. ^ 小林信彦『現代“死語”ノート〈2〉1977‐1999』岩波新書2000年、p.110
  3. ^ a b 「週刊誌記者匿名座談会」『噂の真相』1989年7月号、p.104
  4. ^ a b c d e “【プレイバック芸能スキャンダル史】(20) タモリの一言でブーム終焉となった「一杯のかけそば」”. 日刊ゲンダイ. (2011年10月18日). オリジナルの2011年12月30日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20111230094442/http://gendai.net/articles/view/geino/133616 2015年6月15日閲覧。 (Internet Archive)
  5. ^ 第114回国会 衆議院 予算委員会 第3号 平成元年2月17日”. 国会会議録検索システム. 国立国会図書館 (1989年2月17日). 2023年4月7日閲覧。
  6. ^ 柳澤健「2016年の週刊文春 第13回 編集長はどこだ」『小説宝石』2019年2月号、pp.136-137
  7. ^ 『わたしが上岡竜太郎です 辛口芸人』ブックマン社、『鶴瓶上岡パペポTV読売テレビ
  8. ^ 「日本中を泣かせた一杯のかけそばドンデン返し 栗良平の詐欺師まがいの過去を暴いたのは地元紙」『噂の真相』1989年7月号、p.7[信頼性要検証]
  9. ^ 「週刊誌記者匿名座談会」『週刊新潮』1989年8月号、p.104
  10. ^ 「『一杯のかけそば』作者の「詐欺飾的」と非難 昏れる過歩」『サンデー毎日』1989年6月18日号、pp.32-34
  11. ^ 「一杯のかけそばはウソの大盛り」『週刊現代』1989年6月24日号、pp.208-210
  12. ^ 堀井憲一郎「95 『一杯のかけそば』の細かい内容は誰も覚えていない」『かつて誰も調べなかった100の謎 ホリイのずんずん調査』文藝春秋、2013年、pp.474-477。初出は『週刊文春』1999年6月10日号。
  13. ^ 「1992年度日本映画・外国映画業界総決算 日本映画」『キネマ旬報1993年平成5年)2月下旬号、キネマ旬報社、1993年、148頁。 
  14. ^ 山根貞男『映画はどこへ行くか 日本映画時評'89-'92』筑摩書房1993年、p.197
  15. ^ 大高宏雄『興行価値』鹿砦社1996年、p.133
  16. ^ “台湾:「1杯のかけそば」に似た実話、感動広がり寄付殺到”. MSN毎日インタラクティブ. (2006年3月10日). オリジナルの2006年4月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20060422195947/http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/taiwan/news/20060310dde041040084000c.html 2006年4月21日閲覧。 
  17. ^ “<一杯のかけそば>台湾版の母親が死亡 陳総統も哀悼の意”. Yahoo!ニュース. 毎日新聞. (2006年4月21日). オリジナルの2006年4月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20060422220328/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060421-00000110-mai-int 2014年2月12日閲覧。 


「一杯のかけそば」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「一杯のかけそば」の関連用語

一杯のかけそばのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



一杯のかけそばのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの一杯のかけそば (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS