ワンストップ支援センター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 02:40 UTC 版)
ワンストップ支援センターは、性犯罪・性暴力被害者に対して、被害直後からの総合的な支援(産婦人科医療、相談・カウンセリング等の心理的支援、捜査関連の支援、法律的支援等)を可能な限り一か所で提供することにより、被害者の心身の負担軽減、健康回復、警察への届出促進、被害の潜在化防止を図っている。 内閣府・犯罪被害者等施策推進室は、ワンストップ支援センターの開設を検討している地方公共団体・民間団体等に、そのモデルの例示や解説・運営の手引きを行っている。 内閣府・男女共同参画局では、全国各地にある「ワンストップ支援センター」情報を集約し、一覧表を公開している。病院拠点型でない場合は、診察などのために協力医療機関を改めて紹介する必要があり、1カ所ですべてに対応するという「ワンストップ」の役割を果たせないが、2020年現在病院拠点型は10カ所に満たない。 2020年度、各都道府県の「ワンストップ支援センター」には、2019年度より23.6%増えた51,141件の相談が寄せられた。COVID-19の蔓延で「おうち時間」が増えたことで、家の中での性被害を思い出してしまう相談が増えている。
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