ロイズTSBの設立
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「ロイズ・バンキング・グループ」の記事における「ロイズTSBの設立」の解説
ロイズTSBは1995年、ロイズ銀行とトラスティー・セービング・バンク (TSB) が経営統合で合意し、設立された。この時点でイギリス国内においては、マーケットキャピタリゼーション(資本金)でHSBCホールディングスに次いで第2位、市場シェアでは第1位の銀行であった。HSBCには1990年にカナダ部門を売却している。 ロイズ銀行はイギリスで最も歴史のある銀行の一つで、1765年バーミンガムで設立された。戦間期の1923年にCox & Kingsを買収するなど合併を繰り返して、ロイズは英国4大銀行の1つとなった。 これに対してTSBは、1985年に議会法令により、グレートブリテンに残る全ての貯蓄銀行を、TSB銀行の下に統合して設立された。しかしながら、TSBはその起源を、1810年にダンフリーシュシャーのルースウェルにおいて、ヘンリー・ダンカン (Henry Duncan)によって創設された最初の貯蓄銀行にまで遡ることができる。
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