ルシタニア人とイベリア半島の情勢
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 15:17 UTC 版)
「ルシタニア戦争」の記事における「ルシタニア人とイベリア半島の情勢」の解説
第二次ポエニ戦争の講和条約で、ローマはカルタゴからヒスパニアの支配権を奪った。しかしその実質的支配は地中海に面した海岸部と、半島の南部に限られていた。ルシタニア人は、ローマ支配が及ばないイベリア半島の中西部、現在のポルトガル中・北部から、スペイン中西部に住んでいた。第二次ポエニ戦争の直後にローマと戦って敗れた。 戦争中の前153年に、ローマは半島中部のケルティベリア人を相手にヌマンティア戦争を始めた。二つの戦争は近接並行していたが、ローマの敵同士の提携は文献で確認できない。
※この「ルシタニア人とイベリア半島の情勢」の解説は、「ルシタニア戦争」の解説の一部です。
「ルシタニア人とイベリア半島の情勢」を含む「ルシタニア戦争」の記事については、「ルシタニア戦争」の概要を参照ください。
- ルシタニア人とイベリア半島の情勢のページへのリンク