ルクレティアの物語 (ボッティチェッリ)
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『ルクレティアの物語』(ルクレティアのものがたり、伊: Le Storie di Lucrezia, 英: The Story of Lucretia)は、イタリアのルネサンス期の巨匠サンドロ・ボッティチェッリが1496年から1504年に制作した絵画である。油彩。主題は王政ローマ時代の伝説的な女性ルクレティアの物語から取られている。カッソーネあるいはスパッリエーラを飾る板絵として描かれた。『ウェルギニアの物語』(Le Storie di Virginia)の対作品で[1]、両作品を合わせて『ルクレティアとウェルギニアの物語』と称されることもある。ボストンの女性美術収集家イザベラ・スチュワート・ガードナーが所有し、現在はイザベラ・スチュワート・ガードナー美術館に所蔵されている[1][2][3][4]。
- ^ a b c d e f g h i j k “Botticelli”. Cavallini to Veronese. 2023年7月29日閲覧。
- ^ 『西洋絵画作品名辞典』p.700。
- ^ “The Story of Lucretia”. イザベラ・スチュワート・ガードナー美術館公式サイト. 2023年7月29日閲覧。
- ^ a b c バルバラ・ダイムリング 2001年、pp.87-89。
- ^ オウィディウス『祭暦』2巻725行-852行。
- ^ リウィウス『ローマ建国史』1巻57章-60章。
- ^ 岩谷, pp. 123–124.
- ^ Berbera 2002, p.159.
- ^ Goldfarb 1995, pp.68–70.
- ^ “Botticelli: Heroines + Heroes”. イザベラ・スチュワート・ガードナー美術館公式サイト. 2023年7月29日閲覧。
- 1 ルクレティアの物語 (ボッティチェッリ)とは
- 2 ルクレティアの物語 (ボッティチェッリ)の概要
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