リードスイッチ
磁石を近づけると作動するスイッチ。笛のリード(舌片)に似た形状の薄く細い金属片の先端に接点を設け、左右から固定片、可動片を対向させて接点の間にわずかな隙間を開けておき、磁石を近づけるとそれに引かれた片方の接点が相手側接点に接して回路を閉じる。真空あるいは不活性ガスを封入した細いガラス管に収められ、外周にリターンスプリングとスライド式の磁石を配置して、磁石の位置により接点が開閉する。位置あるいは液面レベルスイッチ、Gスイッチ、近接センサー、開閉スイッチとして用いられる。携帯電話のリッド開閉スイッチ、コピー機の枚数カウンターなどに多用されている。大量生産に向き、安価である。
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