リップカレントとは? わかりやすく解説

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リップ‐カレント【rip current】

読み方:りっぷかれんと

離岸流


リップカレント(リップカレント)

離岸流りがんりゅうrip current

砕波帯突き抜けて沖に向かう、幅の狭い大きな流速を持つ流れをリップカレントと云う離岸流訳されている。波浪質量輸送にともない海浜集積したが沖に戻る時、狭い帯状になるもので、波浪流あるいは海浜流呼ばれる流れ一つである。流速は1m/sを超すことがある

リップカレント

読み方りっぷかれんと
【英】:Rip Current

岸から沖へ流れる潮のこと。

リップカレント

読み方りっぷかれんと

斜面のある海岸連続するがたくさ打ち寄せてくると、水位上がるある程度にまでなるとその元に戻ろうとする力が働いて、沖に向かう急激な流れ生じる。その流れをリップカレントと言う

離岸流

(リップカレント から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/17 09:35 UTC 版)

離岸流(りがんりゅう)とは、海浜流系の一種で、海岸の波打ち際から沖合に向かってできる流れのこと。幅10メートルから30メートル前後[1]、長さ数十メートルから数百メートル前後[2]で生じる、局所的に強い沖方向の波。主に、海岸に打ち寄せた波が沖に戻ろうとする時に発生する強い流れ[2]向岸流の対義語。


注釈

  1. ^ あくまで一例。どこでもこのパターンとは限らない。
  2. ^ 海岸に川が流れ込んでいる場合など
  3. ^ この調査では着色料とドローンを利用して離岸流の可視化が行われた[3]
  4. ^ 例:流されたビーチボール浮き輪を追いかけて知らず知らずに沖合に流される、技術の未熟なサーファーが流れに巻き込まれ沖合に流される、シュノーケリングで海中の景観に気を取られている間に沖合に流される等
  5. ^ 2021年8月に宮城県柴田町下名生(しものみょう)の白石川で発生した事故では、海の離岸流と類似した水流が確認されたとしている[4]

出典



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