リガズィード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 21:57 UTC 版)
宇宙世紀0092年を舞台とする漫画『機動戦士ムーンガンダム』に登場。メカニックデザインは刑部一平が担当。 リ・ガズィの制式採用モデルを選考する過程で生まれた機体のひとつ。のちの制式型よりも高コストであることから採用を見送られたが、設計に関与したアムロの強い希望を受けて1機のみが試作された。アムロはこの機体こそがリ・ガズィの理想形(アイディアル=ID)と捉え、それにちなんでリガズィード(Re-GZID)と命名する。辺境コロニー「ムーン・ムーン」周辺で勃発したロンド・ベルとネオ・ジオン過激派(ザビ派)との戦闘において、乗機のシータプラスを失ったサフィラ・ガードナー中尉に与えられる。 ほかの系列機と同じくBWSの着脱機構をもつが、こちらは数種の装備を換装することで完全な可変機と半可変機のどちらにも切り替えることができる。サフィラ搭乗時はウェイブシューターに変形可能なフライングアーマーユニットが装着される。肩・胸・腰などにはジェガン、フライングアーマーの一部にはオリジナルのΖガンダムのパーツが使用されている。 武装は、頭部60ミリバルカン、胸部90ミリガトリングガン、腕部および腰部グレネード・ランチャー、ビーム・サーベル、シールドに加え、メガ粒子偏向器と各種センサーを備えた長射程のビーム・スマートガンや、両すね前面に円筒状のダミーバルーン射出機を装備。さらに、サフィラが搭乗していたシータプラスのハイパー・メガ・カノンを一部改造したうえで装備する。
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