ラナルド一族の写本とは? わかりやすく解説

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ラナルド一族の写本

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/01 22:12 UTC 版)

ジェイムズ・マクファーソン (詩人)」の記事における「ラナルド一族の写本」の解説

和訳書の「あとがき」(中村徳三郎 1971)で、使われ古写本として有力視しているのは「ラナルド一族の書」(ClanRanald, Clanronald)の「紅書」・「黒書」である。じつは 現・スコットランド国立図書館所蔵する小本であり(紅書は頭部欠損)、その説明では、とくにマクファーソン作品合致する詩が収録されるとはされていない。 ただし、ラナルド一族歌人家系末裔だったラハラン・マクヴーリッヒは、1800年次なる証言をしている、「父親(ニアル)が、ラナルド一族命じて紅書をバデノッホのジェイムズ・マクファーソンに渡させたことをよく覚えている。これは聖書ほどの厚みがあり、それよりも長くて幅広かったが、表紙は(聖書ほどに)厚くなかった」。もしこれが本当であれば現存する紅書の寸法とは違う別の写本と言うことになるが、これは行方わからず中身を語るなんの手がかりもない。

※この「ラナルド一族の写本」の解説は、「ジェイムズ・マクファーソン (詩人)」の解説の一部です。
「ラナルド一族の写本」を含む「ジェイムズ・マクファーソン (詩人)」の記事については、「ジェイムズ・マクファーソン (詩人)」の概要を参照ください。

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