ラッチ動作

超電導用語解説集

ラッチ動作

ジョセフソン接合の動作モードのひとつで、動作中接合の両端には、一定電圧（ラッチ電圧（前述））を発生する。この他の動作モードとしては、セルフリセットモード、磁束量子転移モードなどがあるが、詳細は省略する。ただし、SFQ回路のジョセフソン接合はすべて磁束量子転移モードで動作している。このモードではSFQが接合を通過するときに接合の両端に高々100μV程度のピーク電圧（SFQ電圧パルス）が発生するだけで、接合ではこれ以外の電圧発生はない。