メタルアーマー
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メタルアーマー (Metal Armor) とは、リアルロボットアニメ『機甲戦記ドラグナー』に登場する架空のロボット兵器の呼称。メタル・アーマーとも表記し、企画時名称は「ギルトール」(後にギルトール元帥の名に転用)[注 1]であり、第1話ではその名残で同名称が使われていた。
注釈
- ^ 鈴木雅久とサンライズの井上幸一はインタビューに際し、元々はダイン、ゲバイ、ドラウの初期案に存在した呼称だと語っている[1]。
- ^ ヴィシャルデザインとは1980年代のサンライズ作品に設定とデザイン面で協力していたチームで、『レイズナー』の企画ブレーンをはじめ、『クルーズチェイサー』や『機動戦士Zガンダム』(メタスやバイアランなどの作中登場メカ)のアイデアを担当している[4]。
- ^ アニメ第44話作中では、ドラグナー1カスタムをギガノスの規格で整備できる事も語られている。
- ^ 『機甲戦記ドラグナー』の本放送当時のプラモデル内の解説では、共通のフレームから戦闘・攻撃・電子戦型のメタルアーマーに換装すると説明したものも存在する[10]。『機甲戦記ドラグナー』にて設定面で参加していた塚田廷式によれば、元々は一つのフレームでドラグナーの1型、2型、3型のアーマーを使用する構想も存在したが、アニメ作中ではそれぞれが1機ずつ3機で活躍する描写になったと語っている[11]。
- ^ 放送当時の設定画稿ではアザルトナイフと表記される[19]。
- ^ この主翼が折り畳み機構を有するかは明言されておらず、設定画においても同様の機構は見られない。しかし作中では折り畳まれている描写が6回ほどみられ(第35-38話、第44話、第47話参照)、後年発売されたアレンジ玩具ではこの折り畳み機構が取り入れられているものもある。
- ^ 大河原邦男の画稿には懸架されるカーゴもデザインされていたが[28]、本編では未使用。
- ^ 『機甲戦記ドラグナー』の本放送時のプラモデル内の説明書では偵察機から発展した電子戦専用機として開発された初の本格的な機体として、ドラグナー3型を説明している[34]。
- ^ スタッフ曰く「D-3は直接戦わないからやる必要がない[1]」。
- ^ 『スーパーロボット大戦A』では他の2機同様D-3カスタムと改称されたが、『スーパーロボット大戦MX』以降はカスタム化されなかったことを反映し名称が変わらない。『MX』ではそれをネタにした次回予告風の中断メッセージがある。
- ^ 一方で、試作型のように高性能コンピューターは採用されていないため、パイロットの熟練度に依存するとした資料もみられる[41]。
- ^ 機体色は赤が基本であるが、月面に配備された部隊には濃緑色の機体、ドルチェノフ付きのSPには黄色の機体(ドルチェノフもこれに搭乗)が配備されていた。
- ^ その後、プラート博士は戦争拡大に反対したことから[6]、思想的な問題があるとされ開発ファクトリーから取り除かれている[13]。
- ^ なお、第43話では宇宙機動要塞内に多数のギルガザムネ(全てライトグリーン色)が並べられており、量産体制が整えられていた描写があるが、関連本では3機の生産と書かれるものもある[要出典]。『マスターファイル』版の設定では、ドルチェノフが総統となった後は劣勢を兵器の性能で挽回すべく先行量産機が導入されたとしている[70]。
- ^ a b 6月に6月13日から実戦参加とした資料もみられる[6]。
- ^ 装弾数を1600発とした資料もみられる[82]。
出典
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メタルアーマー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 07:29 UTC 版)
「機甲戦記ドラグナー」の記事における「メタルアーマー」の解説
メタルアーマー(MA)とはメタルワーカーと呼ばれる作業用ロボットを発展させた人型の兵器である。
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メタルアーマー(機甲戦記ドラグナー)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 01:59 UTC 版)
「リアルロボット」の記事における「メタルアーマー(機甲戦記ドラグナー)」の解説
ガンダムシリーズのガンダムとジムに代表される“高性能な試作機”と“試作機より性能の劣る量産機”の図式を覆し、試作機の性能を上回る量産機、旧式の機体を近代改修して延命するなど現実的な描写を登場させた。
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