ムワタリ2世とは? わかりやすく解説

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ムワタリ2世

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 15:20 UTC 版)

ムワタリ2世 (Muwatalli II、在位:紀元前1295年頃 - 紀元前1272年頃)は、ヒッタイトの王。ラムセス2世が率いるエジプト第19王朝との間でカデシュの戦いを戦った。


  1. ^ 編年の仕方によってエジプト史、およびそれに依拠するヒッタイト史の年代は説による大きいばらつきがある。カデシュの戦いは以前は紀元前1286/5年とされていたが、最近は1274年を採る例が多くなっている。
  2. ^ 「ウィルサ」=「イリオス」、「アラクシャンドゥ」=アレクサンドロスの転訛と解釈して、それぞれホメーロス作『イーリアス』で著名なトロイアパリスを指すとする説があり、現在のトロイア調査団はその見解に従っている。
  3. ^ 他に同じくフルリの天候神に因んだ名を持つ「ウルミ・テシュプ」という子供がおり、のちにタルフンタッシャ副王となったムワタリの息子クルンタと同一人物とする意見もあるが、「ウルミ」はフルリ語で「女奴隷」という意味なので、娘でクルンタとは別人だった可能性も否定できない。


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