マンガノパンペリー石(Pumpellyite-(Mn2+))
山梨県中巨摩郡甲西町秋山 落合鉱山
(Ca)2(Mn2+,Mg)(Al,Mn3+)2Si3(O,OH)14 標本の幅約3.1cm
マンガノパンペリー石の入った標本です。
この産地で発見された鉱物で、低度変成岩中の層状マンガン鉱床にて
ブラウン鉱からなる鉱石中で発見されました。
鉱石中に微細な板状結晶~粒状で見つかり、紅簾石や斜灰簾石などと
共に産出します。
マンガノパンペリー石(Pumpellyite-(Mn2+))
神奈川県足柄上郡山北町高松 高松鉱山
(Ca)2(Mn2+,Mg)(Al,Mn3+)2Si3(O,OH)14 標本の幅約2.7cm、画像の幅約1.3cm
写真の茶褐色をした部分にマンガノパンペリー石が含まれています。
ブラウン鉱からなる鉱石中に繊維状~粒状で見つかり、桃簾石やオホーツク石などと
共存しています。
マンガンが卓越したパンペリー石で、山梨県の落合鉱山で発見された鉱物です。
マンガノパンペリー石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/23 00:40 UTC 版)
マンガノパンペリー石(マンガノパンペリーせき、Pumpellyite-(Mn2+))は、1981年に発表された日本産新鉱物で、国立科学博物館の鉱物学者加藤昭などにより、山梨県の落合マンガン鉱山から発見された[1]。化学組成はCa2Mn2+Al2(Si2O7)(SiO4)(OH)2・H2Oで、単斜晶系。パンペリー石グループに属し、2価のマンガンを含む。
- ^ Kato, A. et al. (1981): Pumpellyite-(Mn2+) from the Ochiai Mine, Yamanashi Prefecture, Japan. Bull. Mineral., 104, 396-399.
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