マレーシアとフィリピンのウェブサイト改竄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/04 15:00 UTC 版)
「ラハダトゥ対立 (2013年)」の記事における「マレーシアとフィリピンのウェブサイト改竄」の解説
2013年3月3日、グローブ・テレコム(フィリピンの通信大手企業)のWebサイトが"MALAYSIA Cyb3r 4rmy"から来たと主張するハッカー達により改竄された。同グループは「我々の国に侵入するな。さもないと、お前たちは今後の結末に苦しむことになる」とのメッセージを残した。グローブ・テレコムは自社サイトがハッキングを受けたことを確認したが、機密情報が盗まれていないことを公に保証した。このウェブサイトは同日正午頃に復元された。 明白な報復として、ハッカー達は自分達をアノニマス・フィリピンからだと明かして、マレーシアのいくつかのウェブサイトを攻撃した。 彼らは「我々のサイバー空間への攻撃を中止しろ!さもないと我々はお前たちのサイバー世界を攻撃するぞ!」とマレーシアに警告した。マレーシアにあるスタンフォード大学のウェブサイトもハッキングされ、そのトップページは「本当は我々のものを奪回する時が来た。サバ州はフィリピンに所有されており、お前たちは違法にそれを主張している」との文面に差し換えられた。
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