マルチバース化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 06:36 UTC 版)
「DCエクステンデッド・ユニバース」の記事における「マルチバース化」の解説
2020年1月、ワーナー・ブラザースは、様々なDCコミックス作品がマルチバース(並行世界群)の物語として関わるアローバースのクロスオーバー・イベント『クライシス・オン・インフィニット・アース』に、エズラ・ミラー演じるDCエクステンデッド・ユニバース版のバリー・アレン/フラッシュを登場させた。このアローバースとのクロスオーバーは、エズラ・ミラー主演の映画『ザ・フラッシュ』の製作過程で発案されたもので、DCエクステンデッド・ユニバースをアローバースから発展したマルチバースに組み込む契機となった。DCフィルムズのウォルター・ハマダはこのことについて、以前からあったテレビと映画の分断(アローバース#制約 を参照)を踏まえた上で、「より多くのクロスオーバーをする為の扉を開くもの」と説明し、「マルチバースの考えを受け入れ、テレビにも映画にもフラッシュがいるという事実を認める。どちらかを選ぶ必要はなく、どちらもマルチバース内に存在している。今後はこのようなことが増えると思う」と述べた。 2020年8月、映画『ザ・フラッシュ』には複数のバットマンが登場することが明らかとなった。演じるのは、一度は役を降りたベン・アフレックと、1989年公開の映画『バットマン』でブルース・ウェイン/バットマン役だったマイケル・キートンである。『ザ・フラッシュ』は映画におけるマルチバース展開の起点となり、ホアキン・フェニックス主演の『ジョーカー』やロバート・パティンソン主演の『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は異なる世界の物語と設定される。
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