マグノンとは? わかりやすく解説

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マグノン【magnon】

読み方:まぐのん

スピン波量子化することによって考えられる準粒子結晶中の電子スピン乱れが波として伝わる様子などを記述できる。スピン波量子


マグノン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/19 07:03 UTC 版)

マグノン: magnon)は、結晶格子中の電子スピンの構造を量子化した準粒子である。一方、結晶格子中での原子イオンの振動を量子化した準粒子は、フォノンという。量子力学におけるの描像では、マグノンはスピン波を量子化したものと見なすことができる。準粒子として、マグノンは一定の量のエネルギーと格子運動量を運搬する。プランク定数を2πで割ったディラック定数のスピンを持つ。




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