ボートハウス・ルール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 14:05 UTC 版)
「500ラミー」の記事における「ボートハウス・ルール」の解説
ラミーを遊んでいると、最後の1枚を手番終了時の捨て札で使い、手札を無くす、という光景がしばしばある。手番を終了することを示すために、捨て札をする、と考えることもできるが故、それを逆手に取ると「捨て札が出来なければ手番をちゃんと遂行したことにならない」という意味に解釈もされる。この考え方はしばし、他のラミーのルールにも適用されている。 例を挙げよう。プレイヤーが手札に3を2枚持っている時、山札から3を引いたとする。これで3のセットができるが、メルドを出してしまうと、捨て札ができなくなるため、手札を無くす、いわゆる「アがる」ことができない。 この考え方を導入したのが、ボートハウスルールであり、最後に出すカードが、セットに含まれており、かつ「捨て札から拾ってきたカード」であってはならない。 このルールは選択ルールのため、ゲームを始める前に取り決めておく必要がある。 また、山札が無くなったとしても、プレイヤーは任意で捨て札置き場から引きつづけることもできる。続けないことを認めてようやくラウンドが終了し、この時点でようやく手札の点数計算を行う。 さらに、捨て札を改めてシャッフルし、新たな山札として続ける方法もある。 他にも、誰かが上がるまで、山札をなしの状態で続けることもできる。 たまに、バリエーションルールでは、プレイヤーは山札から2枚のカードを引くことがある。このルールは、 Windows95用のBestof CardGamesやWindows8用のCardHeroなど、いくつかの500ラミー用のゲームで見ることができる。
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