ボネットの海賊旗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 04:08 UTC 版)
「スティード・ボネット」の記事における「ボネットの海賊旗」の解説
ボネットの海賊旗は伝統的に、黒地に、心臓と短剣の間に白い頭蓋骨、その下に水平に置いた長い骨の図案として知られている(右図参照)。現代の海賊に関する文献ではほぼ頻繁にこの旗がボネットの海賊旗として紹介されるにも関わらず、ジョージ1世の時代の史料においてこれがボネットの旗とするものはなく、旗のデザイン自体に言及したものも少ない。この旗は、おそらく1939年にフィリップ・ゴス博士がイギリスの国立海洋博物館に寄贈し、出所不明のままに展示されている数多くの海賊旗の1つに過ぎない。ボネットらと同世代の者たちは、彼が「血まみれの旗(bloody flag)」を掲げていたと述べており、これはおそらく暗赤色の旗であったことを意味している。1718年のボストン・ニュースレターの記事では、ボネットがプロテスタント・シーザー号を追跡していた時に死者の旗を掲げていたと報告しているが、色や長骨、心臓、短剣については何も言及していない。
※この「ボネットの海賊旗」の解説は、「スティード・ボネット」の解説の一部です。
「ボネットの海賊旗」を含む「スティード・ボネット」の記事については、「スティード・ボネット」の概要を参照ください。
- ボネットの海賊旗のページへのリンク