ベクトルを用いた証明とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > ベクトルを用いた証明の意味・解説 

ベクトルを用いた証明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 07:01 UTC 版)

ピタゴラスの定理」の記事における「ベクトルを用いた証明」の解説

△ABC において ‖ c → ‖ 2 = ‖ a → ‖ 2 + ‖ b → ‖ 2 {\displaystyle \Vert {\vec {c}}\|^{2}=\Vert {\vec {a}}\|^{2}+\Vert {\vec {b}}\|^{2}} であり c → = b → − a → {\displaystyle {\vec {c}}={\vec {b}}-{\vec {a}}} である。ここで ‖ c → ‖ 2 = c → ⋅ c → = ( b → − a → ) ⋅ ( b → − a → ) = ‖ b → ‖ 2 − 2 b → ⋅ a → + ‖ a → ‖ 2 {\displaystyle {\begin{aligned}\Vert {\vec {c}}\|^{2}&={\vec {c}}\cdot {\vec {c}}\\&=({\vec {b}}-{\vec {a}})\cdot ({\vec {b}}-{\vec {a}})\\&=\Vert {\vec {b}}\|^{2}-2{\vec {b}}\cdot {\vec {a}}+\Vert {\vec {a}}\|^{2}\\\end{aligned}}} である。したがって b → ⋅ a → = 0 {\displaystyle {\vec {b}}\cdot {\vec {a}}=0} である。よって ∠ C = π 2 {\displaystyle \angle {\text{C}}={\frac {\pi }{2}}} である。ゆえに、ピタゴラスの定理の逆が証明された。

※この「ベクトルを用いた証明」の解説は、「ピタゴラスの定理」の解説の一部です。
「ベクトルを用いた証明」を含む「ピタゴラスの定理」の記事については、「ピタゴラスの定理」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ベクトルを用いた証明」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ベクトルを用いた証明」の関連用語

ベクトルを用いた証明のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ベクトルを用いた証明のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのピタゴラスの定理 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS